Drマサ非公認ブログ

ナショナリズムに関して少しばかり6

 ナショナリズムの話をしているうちに、保守について取り上げて来ることになった。

 知り合いによく言われるのは、「●●さんってリベラルだよね」と。差別的なことを見たり聞いたりすると、僕は腹を立てている。それを知り合いは見ているからだろう。あと弟がゲイスタディーズをしている関係で、僕も同様に見られることはあるのではないかと思っている。

 そもそも保守とかリベラルとか、気にして生きているわけではない。僕は常識的に振る舞っているだけのつもりだ。例えば、森喜朗の女性に対する発言を見たら、間違いなく女性を下に見ているのは明白で、そのような心持ちに腹が立つだけだ。

 リベラルだとして暴走したら、やはり訳のわからないことが起きると思う。例えば医療技術が発達して、男女平等なんだから、男が子供を産めないのは差別だと言いはじめるとか。これは完全に常識を逸脱している。まさか進歩とでも自惚れるだろうか。ごめんである。絶対平等主義には、危ういことがあるから。

 ここでは言う気はないが、いまのフェミニズムにだって、違和感はある。腹が立ったり、違和感を生む源を、便宜上僕の中の常識と名付けているだけである。だから僕が間違うこともあるに違いないと、ちゃんと自重することにしている。良識である。

 保守思想などと名付けるまでもなく、近代化の暴走を憂い、世界大戦を反省し、環境破壊も反省し、新自由主義的な格差の拡大に腹を立てるだけである。

 近代や啓蒙には大きな穴があり、近代的戦争は平和に暮らす市井の人を不幸にし、環境を収奪し、ゴミを大量廃棄することがおかしいと考え、一生懸命働く人が日々の生活もままならないのに、一方バカなほどの資産を誇る人間がいる矛盾を矛盾と思うだけである。

 他色々あげられるけど、そう思うこと、考えることは常識に他ならない。その常識が成り立たない、通じないことに、諦めの気持ちにはまだならず、腹を立てることができる、今はそんな感じだ。

 だから僕が保守思想をここで取り上げているのは、その常識の寄る辺は歴史や伝統とか、トートロジーのような気もするが、良識である。

 そうすると、ナチスのようなことが起きることを警戒し、そのような動きがあれば、諌めなければならないと思う。まさに近代だからこそ作り上げられる病気がナチスの動きだからだ。

 頼むから「日本のサッチャー」とかいう電通のプロパガンダが、プロパガンダであると、多くの人に知ってもらいたいとも思う。広告会社がイメージ構築戦略を採ったのは20世紀はじめからだろうか。反省せいよ。え、電磁波で守るって?

 ナショナリズムのこと、もう少しやるつもりだったのに、僕が暴走してしまったよ。まあ計画通りに行くわけではありませんよね。と同意を求める気弱な僕でした。

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