Drマサ非公認ブログ

第二の天安門?

 なんだか中国で第二の天安門事件か?などと報道されている。

 実際にBBC記者が逮捕されたとか、中国市民が警察に暴行を受けているとか。色々混乱が起きているのは事実なんだろう。タブーの習近平批判が起きているとさえ。もしそのような事実があるなら、習近平批判はタブーではないことになるのではないかとさえ思うのだが。

 さて、僕は中国に親戚はいるし、かわいがっている人物(上海で日本企業に勤めている中国人)もいる。そこから聞いた話では、市民全般が政府のコロナ対策にそれほど不満があるというわけではないと言うのだ。

 そりゃ中国人だ。ちょっとしたことで大声で文句は言う。それが国民性といえば、国民性なのだろう。ちなみにテレビで住民と対峙している人物は大抵その地区の住民代表である。彼らが「じゃあ開放する」と決断しているということだから、僕たち日本人が想像するような監視体制には偏見が含まれているに違いない。ちなみに僕の義兄は地区の住民代表の一人らしい。

 反政府派の人間が運動をしているという。その方法が「白紙」をもって無言のアピールだ。僕はこの情景を見て、「白紙運動」が市民の自発的な運動とは思えなかった。なぜなら、このような「白紙」を持つということが持つメッセージ性を自然発生的に共有するということは考えずらいからだ。だから先導するグループが方法論を考えたのだろうと想像した。

 実際中国研究で知られる遠藤誉さんは背後にある勢力を見ているようだ。一応記事を貼っておこう。

 

反ゼロコロナ「白紙運動」の背後にDAO司令塔(遠藤誉) - 個人 - Yahoo!ニュース

ゼロコロナに抗議するデモが中国各地で一斉に起き、同じように白紙を掲げた時点で、これは「自発的でない」と直感した。徹夜の追跡の結果、背後にいる組織を突き止めた。全...

Yahoo!ニュース

 

 この勢力がどのような存在なのかはおいておこうと思う。なんとなく想像してしまうが。

 そもそも中国コロナ対策は失敗だと日本のメディアで喧伝されている。僕はメディアが取るいつもの姿勢だとは思っている。ちょっとこういう数字を並べてみよう。コロナでの死亡数だ。

 米国=約108万人  日本=5万人  中国=5千人 (NHKから)

 さて、どこがコロナ対策に成功しているのだろうか。経済も成長している。中国には自由がないので人権がないと批判されている。

 しかしながら、人権にはまず生存権(自己保存権)があって、自由と平等から派生する様々な権利があるのではないか。とすれば、中国は最も生存権という人権を守っている国家ということになる。これは主権国家(近代国家)という枠組みで理解可能かは疑問が生じる文化的性格も考えなければならないだろう。

 国民の命を一番守った国はどこか?中国になるだろう。どう評価したらいいのかは、それぞれで行えばいいと思う。

 加えてゼロコロナ対策に日本なんかでは批判が繰り広げられている。しかし習近平は強制隔離や全市民に強制していたPCR検査を縮小し始めた。変異によるコロナウィルスの弱毒性を確認できるようになったからではないか。ということは、全市民に広がっているコロナ対策への抗議運動に目を向けているとも取れる。

 さあ本当のところは知らない。なんせ僕は習近平ではないし。こんなことを書いていると、僕が中国からの回し者のように見えるだろうか(笑)

 

 

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