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NHKの日曜討論。消費税が社会保障に使われているかいなか?消費税が上がるたびに、法人税が下がる。このデータをどう捉えるか。
「でたらめ」と批判する自民高市。では、「でたらめ」の根拠を示すべきだ。大石さんは税収の流れを見れば、法人税の穴埋めと見るしかないと言っているのだ。税収は一旦税金として収められれば、消費税だろうが、法人税だろうが、皆税収。
消費税を社会保障の目的税にすると「でたらめ」言っていたのは、政府自民党である。ではどうやって、法人税を下げて、どこから社会保障に回すのか、説明すべきだ。だから「でたらめを公共の電波で言うのは止めて」とは、自分に返ってくる言葉ではないか。
さて、世界中の物価高にも、日本は上手に対応しているとも。以下のニュース。同じ日曜討論だ。
世界はどうなっているのか。賃金をあげて対策している。アメリカ平均時給はなんと32ドル。4000円越えだ。日本なら2時間で日給だよ。フランスは18.7ユーロ。2500円越えだよ。
ちょっと目先を変えると、韓国は物価が1.9倍になっても、名目賃金は2.9倍。アメリカは物価1.7倍も名目賃金2.2倍。日本は物価1.04倍で名目賃金0.96倍。これは2020年のものだが、このデータを見て、日本は上手くやってるって、まさに「でたらめ」。
皆政治に期待などしなくなっているので、この世界の比較も「なんとも思わないのではないか?」と思ってしまう。ただこれは間違いなく政策の失敗の結果。
より貧しい社会を希望するのなら、自民党に投票すればいい。公明維新国民も同じかな。