どうもこれからが日本におけるコロナの本番ではないかと心配しています。
結局自然に収束するのを待つしかないのではないかと。
スペイン風邪は1918〜1920の足掛け3年。今回の新型コロナも同程度の期間続くのではないかと、なんとなく感じています。
科学医療が進歩したとうぬぼれてはいますが、自然の前では、人間の作ったものなど、それほどの力を発揮することができるわけではないと思うのです。いろいろな自然災害を思い出してください。
今緊急事態宣言で、それに効果があったのかどうか?経済効果を考えたら?などと疑問が投げかけられています。なにがしかのデータから、科学者あたりが分析して、意見を投げかけているわけです。
しかしながら、その分析も自然がもたらす効果というか影響に包摂された中での知見にすぎません。そのような自然要因を人間が完全に組み込んで、現象を理解することなどできないでしょう。
まあ僕はあまり科学や現代医療を信じていないというか、その限界こそ意識すべきと考えています。
では、コロナ対策は無意味であるかといえば、そんなことはないと思います。自然収束するとして、コロナ対策はその中で感染者数を減らし、そうすれば死者数も減るからです。自然を乗り越えることはできないにしても、被害を少しばかり減らすことはできる、そのことは間違いないと思うのです。
自然は人間がコントロールし利用する対象ではありません。事実新型コロナウィルスもまた自然。コントロールなどできないのではないかと思うし、人間の希望や欲望など考慮してくれるわけはありません。
100年前のスペイン風邪の時と現在のコロナの対策は、それほど変わりがありません。そこに数多の、あるいは正反対の科学的分析が、科学的に対策しているという雰囲気だけ作って、実際の効果はなんだかわからないような感じさえします。
もちろん尊重すべき研究もあるので、僕自身は参考にしていますが、科学が悪しき世界観を広げることは多々あるわけです。例えば優生学を思い出してしまいます。
漠然とそんなことが頭によぎりました。