病院で働く友人からの話。
最近コロナ陽性が増加しているという実感があるという。検査科からPCR唾液検査の結果が文書で届くそうだ。彼が直接関わることではないらしいが、デスクの上にその文書があるそうだ。そうすると、「陽性」にピンクのマーカーで印がつけられていて、目につくそうだ。で、毎日のように陽性の患者が出ているということだ。
発熱外来の機能はあるので、対応しているが、救急ではコロナ疑いの患者を受け入れる体制が取れないという。つまりマンパワーが足りないということらしい。そのため発熱がある人や、呼吸器系の時間外の救急は受け入れられない。そういう患者は日中に受診するように案内するらしい。
たまに「なんで診れない?」と電話口で怒り始める人もいるそうだが、大抵の病院はそういう対応をせざるを得ないとのこと。
また先日ワクチンで副反応の患者が救急搬送されてきたそうだ。他病院の看護師らしい。この時期なので、病院関係者になるわけだ。ワクチン接種後、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難にもなっていたそうで、そのまま入院したらしい。
女性患者であったそうだが、副反応は女性が多いとの報道もある。そもそも欧米に合わせて作ったワクチンのため、日本人女性にはワクチン量が多いとの噂もある。欧米女性の平均は75キロ程度、日本人女性は50キロ程度。
これが副反応の原因だとすれば、その程度の問題を考慮することもできないのだろうか。
それにしても、病院で働く人の負担は大きいと漏らしていた。退職者も出ているという。「看護師にオリンピックで働けって言ってる国があったよな」とは、彼の弁。
さて、ゴールデンウィークで行楽地は賑わっているようだ。例えば伊勢神宮に多くの観光客だそうだが、「いいことか悪いのか」などと複雑なんだそうだ。もちろん彼らは医療従事者への感謝を忘れないで、遊んでいるのだろう。
そういえば、僕の友人が言っていたけど、その病院には近隣の小学校から「医療従事者に感謝」のメッセージが送られてきたそうだ。子供達一人一人の直筆だ。
医療従事者にメッセージを書いた子供達はゴールデンウィークで行楽地に遊びに行っているんだろうか?
先に挙げた伊勢神宮の「いいことか悪いのか」って言葉が繰り返されちゃうなあ。