Drマサ非公認ブログ

日本は実質社会主義国

 なんだかまた税金が上がるようですね。コストプッシュインフレ、そして実質賃金が上がっていないというのに。ニュース貼っておきます。子育て増税ですよ。

 

岸田首相「子育て増税」で年間1万円超の負担増!“森林税”“防衛増税”も国民に重たい負担(女性自身) - Yahoo!ニュース

国民の負担増は「支援金」だけにとどまらない。「2024年度から、市区町村や都道府県が森林を整備するための財源となる“森林環境税”が年額1千円徴収されます」(古賀さん)...

Yahoo!ニュース

 

 この20年、微妙に負担がのしかかっています。微妙だったので、国民一般はあまり意識できませんでしたかね。そういえば国民負担率が高い事が知られるようになってきました。今46.8%ですか。少し下がったようですが、本当でしょうかね。

 江戸時代の重税で5公5民というのは教科書にも出ていました。今も同様なわけですが、民主主義社会であれば、税金が高ければ、高い社会保障やサービスが供給されるはずですが、どうも日本は異なっています。

 そもそも資本主義社会ですから、税金以外は自由に使っていいことになるはずです。ところが、日本ではそうなっていません。

 例えば、自動車免許。今30万程度かかるようです。他の先進国では数万円。ちなみに僕の妻はカナダで免許取得したので3万円程度あったと思います。そのままでは日本では使えませんが、日本で所定の手続きを踏めば、日本の免許取得で、ちなみに1万円。

 あらゆることで、日本人は生活するために自由にお金を使うことができず、様々なことでお金がかかります。そして、それらは税金という名前ではありませんが、生活するためには必要なので、選択の自由はありません。ちなみに僕は自動車免許持っていませんけれど。

 それ以外、例えば保険。米国以外で、こんなに生命保険、医療保険(公的ではない)が盛んな国はあるのでしょうか。日本人は安心安全のために加入するのですが、公的保険が十分であれば、重要なものではありません。教育だって変にお金がかかるシステムであるとか、NHKの受信料であるとか、公的ではないように見えて、実質公的ではありませんか。

 別にいいんですよ。それだけ、これらの負担によって安心安全な社会になれば。でも、そうなっていないでしょう。

 かつて民主党の石井紘基さんが、ソ連と日本の社会システムを比較して精緻な研究をして、特別会計の闇を明らかにしました。日本は資本主義という皮を被っているのですが、その実旧ソ連と同様のシステムであったと語っていたように記憶しています。

 僕の敬愛する小室直樹先生は、著書の中で、日本は資本主義なっていない。官僚中心の社会主義国家であると喝破していた。

 実際に自由に使える金がない国の国民、日本国民である。

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