メンザシン menzashin0213 報恩謝徳 

日本で生まれ、日本で育てられた事に感謝し、日本の伝統と伝承を学び、後世の世代へと繋がる事、それが私の希望です。

常世の国と他界

2013年04月10日 | 日記

私達が、現実と呼ぶもので、「現実」とは五感に依存しており、

五感がもたらす感覚は、それ自体はおおよそ人類共通であり、

その時点では、現実にズレはないと言えるでしょう。

しかし人間は、その認識過程において、こうした感覚刺激を符合化し、

そこに個別の感情や思考を加える事で、各々独自の正当な現実を

作り出していきます。

そして生まれた個々の「現実」の平均が、即ち一般的に言われる「現実」

とされるものであり、

人類、国家、地方、家族とその社会が狭まるにつれ、その「現実」は

普遍性を失い限定的になります。

即ちそれは、それぞれの共同体構成員の合意の上で成り立つ

「合理的現実」であり、いずれもこれこそ「ありのままの現実」或いは、「絶

対普遍の現実」であると言うことは出来ません。

他界に纏わる伝承の数々は、こうした夢のリアリティーが積み重なって

結晶化したものではないでしょうか。


我々は、どちらかと言えば、幸せになるためよりも、幸せだと人に思わせ

為に四苦八苦しているのです。


とも考えられると思います。

「常世の世界」「他界」は集合的無意識として、そうした現実を越えたリアリ

ティーの世界、なのだと思います。


家族の夢

2013年04月10日 | 日記



病院に入院しているせいか?現在は自宅にいない私の父親の夢を見ました。

父親が自力では立てず、私に寄り掛り、殆ど抱き抱えている状態で病院の外来に診察に

来ている夢なのですが、余り重さは感じず、父親はずっとニコニコしていました。

実際、私の父親は年々足腰が弱くなっていきまして、痴呆症にもなりました。

元気な頃は、我を通して、人前に立つ仕事をしていましたので、

小さい頃は、近寄り難い存在の父でしたが、70才を過ぎて痴呆症となり、

昔の面影は嘘の様に無くなり、子供の様に穏やかな性格へと変貌していきました。

一つや二つは、過去の不平不満も言いたいところではありましたが、

その状況下では、馬に耳に念仏 状態なので、童心に帰った父親に対しては

何とか穏やかに接しなければと、心には止めおく様に心掛けてはいました。

親子間で性格が似てる、似ていないは多々あろうかと思いますが、


親が歩いた道は子が歩く道

子は親の鏡 ではあります。

血は肉より濃いし の如くで、


他人に迷惑かけないように生きていきなさい と言う事ではなくて、

貴方は他の人達に迷惑かけて生きているのだから、

貴方自身も他の人達を許してなさい。


と子供達に 教えていきたいものです

現政権の内閣総理大臣の安倍首相は、再登板の方です。

私が、政党や個人的に安倍首相を応援しているとかでは、決してないのですが、

日本と言う国が、再挑戦する、再挑チャレンジする人達にとって

とても寛大な国、国民性であって欲しいと思っていますので、

上記の様に、他の人達を許す、応援する事ができる環境を作る事が、

震災の復興を支援する意識にも繋がっていく事ではないか?と

思っている今日この頃です。

復活できる事を実証して欲しいと期待して、国家隆盛にあらん事を御祈願していきたいと

思っています。