メンザシン menzashin0213 報恩謝徳 

日本で生まれ、日本で育てられた事に感謝し、日本の伝統と伝承を学び、後世の世代へと繋がる事、それが私の希望です。

劣等感と爆発力

2013年04月17日 | 日記



上記の写真は、先日3月31日のブログに投稿した、極真空手本部直轄岩

手道場春季審査会で、昇段試験を受けた息子が、昇段出来た事を、松井

館長からいただく事ができた認定証です。

極真空手の道場訓に、

吾々礼節を重んじ長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと の文言があります。

略しますと、吾々礼儀を重んじて、先輩や目上の方を尊敬し、敬愛し、乱

暴な振る舞いに空手を使用する事はありません。と言う意味です。

人間世界の基本的な正しい考え方で、礼に始まり、礼に終わる、武道の

考え方を色濃く表現していると思います。

他人と比べられるのが、嫌だと言う人がいますが、実は人間は、他人と自

分自身を比べなければ自分でいられないという現実があります。

脳内のミラーニューロンは、他人を鏡として、自分を投影します。

他人のフリ見て、我フリ直せ もそんな解釈の一つであります。(反面教師)

神棚に御神鏡を神宮大麻の前に何故?置いているのかということは、神

を見るという行いは、自分の姿をまず見る事であると言う意味なのです。

鏡に写し出された自分は如何なものでしょうか?

話しが飛躍しましたが、上級者の先輩達や年下、同い年の人にも、追い

抜かれた時、自分が何処に落ち度があるのか?失敗に学ぶ劣等感を持

つ事も必要な経験なのです。

同世代のスガシカオさんが、劣等感大賛成、劣等感上等  ですとコメント

していましたが、悪意でなく、自分自身の中の小宇宙を爆発させる為に

は、劣等感も必要なのです。

妬む、恨む事は、人を呪えば穴二つ となりますので、 とてつもないガンマ

線のエナジーを消費する愚かな考えではありますが、そうではなくて、人

間の学習能力は他と比べなければ開花しないという事です。

爆発する小宇宙は、健びの荒魂を呼び起こし、無敵艦隊モード突入する

やも知れません

人間の底力と深層能力は、8の数字を横にした数無限大で、火事場のク

ソ力も発揮できるでしょう。

赤い焔ではなく、青い焔へを、その時に覆われる筈です。

これだけ文明社会になっても、一番にわからない事は、人間についての事

なのだと学者の皆さんも言われています。




※上記は、極真空手の道場訓です。