2015.8.23
野口五郎岳往復 → 三ツ岳 → 烏帽子小屋 →
ブナ立尾根 → 高瀬ダム → 七倉荘
水晶岳を諦めた、昨日の時点で、下山しても良かったのだけど、
下山したらもう景色は見られない。
小屋に停滞したことで、夕方には景色が見られたし、
3日目は朝の景色が見られるかも。
1日目見れなかった、稜線の景色も見られるかも。
ご夫婦と 若い男性は、縦走なので、
停滞したせいで 今日の予定がひっ迫してしまった。
ほかの皆さんも、昨日に比べたら 動き出す時間が早い。
若い男性は 最終的には上高地に下りて、
東京までバスで帰る予約をしてあったみたいだけど、
時間的に上高地には下りれなくなってしまった。
なので、雲の平を経由して、富山の折立へ下り、
北陸新幹線!で帰るに変更したらしい。
なんか、すごい冒険だ。
み~も、
朝ごはんを食べたらすぐ野口五郎岳を往復して、
すぐに下山するつもりなので、まぁまぁ急ぐ。
朝ごはんを食べていたら、ご主人が手振りで
今日は天気Good!みたいにしてくれて、
うれしいけど、残念だな。昨日が今日みたいだったらな。
朝食後、すぐ準備を整えて山頂往復。
槍、大天井、鷲羽、水晶、薬師岳、
たぶん、どれかわからないけど、立山や白馬も見えていたとオモイマス。
日本の名峰トップスターの勢ぞろいです!
水晶岳へ続く稜線には滝雲があり、キレイでした。
停滞を共に過ごした男性に、
水晶岳の山頂まで、わたしの思いも連れて行って下さいと頼んだら、
快く?了承していただき、
魂だけは行ってきたみたいな気分にさせてもらった。
男性は、1日休んだせいでザックが重く感じると言っていました。
いったん小屋へ戻り、小屋のご主人にあいさつ。
同室だった女性が
「小屋まであと500m」の石まで一緒に行って欲しいと言ったので
(この辺で迷っちゃったそうなので)
一緒に出発。
500mなので、すぐ着いちゃう。
その石でお別れして、ダーっと下り始めます。
でも、1日目に景色を見られなかった稜線なので、
景色を見ることも忘れずに。
雲がもくもくと上がってきて、直に曇り空になりました。
烏帽子小屋に着き、
そしてブナ立尾根の下り。
これまた キケンで、長くて、疲れた~。
ヒザ痛くなった。
濁沢そして、吊橋、トンネル、へとへとでしたが、
早く帰りたい~。
高瀬ダムに着いたら、タクシーの運転手さんに、
しっかりした足取りだから、七倉まで歩く人かと思ったと言われ。
いーえ、へとへとなので、タクシー乗りたいです。
来る時と同じ運転手さんでした。
なんとも不思議な経験をした旅でした。
来年は水晶岳まで行けるかな~。