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裏銀座・野口五郎小屋停滞 2015.8.21~23 3日目

2015年08月24日 23時43分00秒 | 山たび日誌


2015.8.23

野口五郎岳往復 → 三ツ岳 → 烏帽子小屋 →
  ブナ立尾根 → 高瀬ダム → 七倉荘



水晶岳を諦めた、昨日の時点で、下山しても良かったのだけど、
下山したらもう景色は見られない。

小屋に停滞したことで、夕方には景色が見られたし、
3日目は朝の景色が見られるかも。
1日目見れなかった、稜線の景色も見られるかも。


ご夫婦と 若い男性は、縦走なので、
停滞したせいで 今日の予定がひっ迫してしまった。
ほかの皆さんも、昨日に比べたら 動き出す時間が早い。

若い男性は 最終的には上高地に下りて、
東京までバスで帰る予約をしてあったみたいだけど、
時間的に上高地には下りれなくなってしまった。
なので、雲の平を経由して、富山の折立へ下り、
北陸新幹線!で帰るに変更したらしい。
なんか、すごい冒険だ。


み~も、
朝ごはんを食べたらすぐ野口五郎岳を往復して、
すぐに下山するつもりなので、まぁまぁ急ぐ。

朝ごはんを食べていたら、ご主人が手振りで
今日は天気Good!みたいにしてくれて、
うれしいけど、残念だな。昨日が今日みたいだったらな。

朝食後、すぐ準備を整えて山頂往復。
槍、大天井、鷲羽、水晶、薬師岳、
たぶん、どれかわからないけど、立山や白馬も見えていたとオモイマス。
日本の名峰トップスターの勢ぞろいです!

水晶岳へ続く稜線には滝雲があり、キレイでした。

停滞を共に過ごした男性に、
水晶岳の山頂まで、わたしの思いも連れて行って下さいと頼んだら、
快く?了承していただき、
魂だけは行ってきたみたいな気分にさせてもらった。
男性は、1日休んだせいでザックが重く感じると言っていました。

いったん小屋へ戻り、小屋のご主人にあいさつ。
同室だった女性が 
「小屋まであと500m」の石まで一緒に行って欲しいと言ったので
(この辺で迷っちゃったそうなので)
一緒に出発。
500mなので、すぐ着いちゃう。
その石でお別れして、ダーっと下り始めます。

でも、1日目に景色を見られなかった稜線なので、
景色を見ることも忘れずに。
雲がもくもくと上がってきて、直に曇り空になりました。

烏帽子小屋に着き、
そしてブナ立尾根の下り。
これまた キケンで、長くて、疲れた~。
ヒザ痛くなった。

濁沢そして、吊橋、トンネル、へとへとでしたが、
早く帰りたい~。
高瀬ダムに着いたら、タクシーの運転手さんに、
しっかりした足取りだから、七倉まで歩く人かと思ったと言われ。
いーえ、へとへとなので、タクシー乗りたいです。
来る時と同じ運転手さんでした。

なんとも不思議な経験をした旅でした。
来年は水晶岳まで行けるかな~。

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裏銀座・野口五郎小屋停滞 2015.8.21~23 2日目

2015年08月24日 23時42分00秒 | 山たび日誌



2015.8.22

野口五郎小屋(停滞) 野口五郎岳往復2回


フツウなら、水晶岳までの往復。あわてて起きることはない。
目覚めたら、風が多少おさまっていることを期待していたが、
それどころか、小屋が昨夜よりひどく揺れて、音がうるさい。
クラシカルな山小屋、隙間があるので、
部屋の中にまで風が吹いている。


どぉしよう。
昨日の時点でも何度も飛ばされそうになったのに、
さらに強い風では…。


この日の野口五郎小屋フェイスブックはこちら

ひとまず朝ごはん。
食べ終えてからも、テレビの天気予報を見ながら、
誰も出発できないでいる。


それでも、
しばらくして、下山組の人達は、
意を決して出て行った。

しかし、
ご夫婦と、若い男性と、み~、
水晶岳方面を目指す4人は、やっぱり出られない。
8時まで待ってみることにした。

すると水晶方面から来たという人が
数人、ずぶぬれでやってきて、寒そうにしていた。
若い女の子は、
左から風が吹きつけるので、左腕の感覚が無いと言っていた。

みんなの様子を見ていると、
行けなくはないのかもしれないけど、
彼らは水晶から3時間でこの状態、
み~の場合は往復で6~7時間かかる間、ずっと風雨にさらされて、
風で足が止まるのでもっとかかるかもしれないし、
低体温症で動けなくなる危険もあり、
景色も見れなくて、
もし戻ってこれたとしても、
水晶岳行ってきましたと笑えるのだろうかと考えると、
今回は残念だけど 停滞するのがいいのかもしれない。


小屋のご主人に停滞宣言した。
どっちにしろ連泊予定だったから、同じことだけど。

ご夫婦と若い男性も停滞宣言。
今日泊まる予定だった小屋へキャンセルの連絡を入れ、
コースの予定変更の計画を練っていた。

山小屋で停滞なんて、かなり暇だろうと思っていたけど、
意外と時間はあっという間に過ぎ、
昼になった。

雨と風が少しおさまってきたので、
野口五郎岳山頂を往復。
水晶岳方面から来た人に出会ったので様子を聞いたら、
やっぱり 何も見えず、本当にタイヘンだったらしい。

小屋で五郎プリンを注文して、いただいた。
ほうじ茶風味のプリンです。

青空が出てきたので、また山頂へ行こうと小屋を出たところで、
ご主人に呼ばれた。
「スイカ切ったから 食べて~」
おぉ~。タイムリー。山でスイカ!初めてぢゃない?

この日は 土曜日で、混雑とまではいかないけど、
そこそこにぎやかになった。
み~の部屋にも もう一人の女性が入ってきた。

晩ご飯は、連泊組はメニューを変えてくれました。

夕方、夕焼けを見に、山頂へ行きました。

ようやく見えた槍や、水晶、鷲羽、大天井などなど。
この景色、もっと早く見たかったな~。
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裏銀座・野口五郎小屋停滞 2015.8.21~23 1日目

2015年08月24日 23時41分00秒 | 山たび日誌
2015.8.21

七倉荘→ 高瀬ダム → ブナ立尾根 → 烏帽子小屋 →
  三ツ岳 → 野口五郎小屋(泊)


大町の西友で、目を覚ました。
iPhoneの電源を切っていたので
朝寝坊した。

でも、まだ暗いので すぐに動きだす気にもなれない。

買い物しに外へ出た時は 雨降ってなかったけど、
その後パラパラと降りだした。

そんな天気なので いつまでたっても薄暗いまま。
七倉へ着いても、なんだか気分は弱気のまま。
 (七倉の駐車場はまだ空きがありました。金曜だからかな)
一歩踏み出してしまえば 途中で戻ることはできない。
一歩踏み出す前に やめるというテだって、まだ残っている。

でも覚悟を決めなきゃ その世界は見えない。
一歩って言ってるけど、
準備を整えて、登り口まで来ている。すでに一歩は踏み出しているのでゎ?

行かずに、やめて帰ったら、自分がどんだけ後悔するのか、
知ってるくせに…。


思い切って、七倉のタクシーの運転手さんに「お願いします」と
声を掛けた。

もう 踏み出した…。


高瀬ダムに着いたら 雨はフツウに降っていた。
トンネルの中でレインウェアを上下、スパッツもつけて、
本格的雨スタイル。
ここで7時頃。予定より1時間もオシている。
でも、暑くないので、これ以上遅れることはないはず。
あせらず行きましょう。

濁沢は 大雨時は橋が流され、キケンです。
この日も水量が多かった。また、目印をきちんと追って歩かないと、
登り口まで迷っちゃうかもです。

登り口から、いきなりの急登で、ホント試練です。
目印が登り口の12から烏帽子小屋の0まであり、
それが目安になって、本当に助かりました。
8が8時、だいたいそのペースで登って、
4の三角点が9時半、ここからは坂がちょっとだけゆるやかになり、
烏帽子小屋に10時半頃着きました。
もしも暑かったり、道が混んでいたりで自分のペースが守れなかったら、
もっとタイヘンだったと思います。

烏帽子小屋でコーヒー飲んで休憩。
暑いよりはマシだけど、天気が悪くて、ちょっと寒いかな~。
ブナ立尾根を登り終えたことで
もぅ、自分のすべきことはすべてやった。
あとは お天気次第。
気負っていたプレッシャーはだいぶなくなりました。

ネットの情報によると
ブナ立尾根よりタイヘンだったと語る人もいる三ツ岳への登り。
幸い景色が見えないので、
目の前の道をゆっくり踏みしめます。

稜線は雨が強くなり、
風もだんだん強くなり、
すれ違った人は一人だけ。
なんだか寂しくなってきた。

ブナ立尾根で転んで手をついた時、
レインウェアが泥で汚れてしまいましたが、
風雨で洗濯機の中にいるよう。汚れが落ちていきました。

三ツ岳は、巻くので、いつのまにか過ぎていた。
あとは、ほぼ横移動なので、
時間はまだ2時間かかるけど、もぅやりとげた感が満載。

ただ、風が…すごくて。
何度か 飛ばされそうになり、
手が冷たくなってきて、最後の砦のつもりだった厚手の手袋を
はめることにした。


ようやくたどりついた野口五郎小屋。
受付で衝撃が。
明日の天気は悪いという。
え?今朝まで 秋雨前線は高気圧が北へ押し上げるって言ってたょ。
なんということ…。
今の今まで明日を信じて歩いてきたのに。
はぁ~。

野口五郎小屋は クラシカルな感じの小屋です。
乾燥室で濡れた衣類をしっかり乾かした。
小さなお部屋に み~一人。
気ままにくつろぎました。


この夜は 風が がたがたと小屋を揺らし、
ガラス窓が割れるんぢゃないかと思うほどうるさくて、
なかなか寝付けなかった。なので
とうとう耳栓をした。




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裏銀座・野口五郎小屋停滞 2015.8.21~23 0日目

2015年08月24日 23時40分00秒 | 山たび日誌
平日に休みを取りにくいのですが…
それでも、なんとか 取った。

行き先を いろいろ考えたけど、
どれもイマイチ決め手に欠けて、
決心がつかない。

人に仕事を頼んでまで取る休み、
長時間の、苦手な運転、
お金だってかかるし、
そうまでして行くのだから、
中途半端な気持ちでは行くことができない。
そうまでしてでも行きたいと思えるトコロを探していた。


心の奥底の、自分の声を よ~く耳を澄まして聞いてみると、
水晶岳へ行って、裏銀座の景色を眺めてみたい、という気持ちが
一番強かった。

できれば 縦走したいけど、
アプローチのことを考えると、
クルマを七倉ダムに置いて、往復するのが
時間も体力も お金も、一番効率よく行けるでしょう。


ブナ立尾根は 急登で知られており、
体力的にちょっとシンパイ。
地図を見ながら計画を練った。
ゆっくりでもいいから、確実に登ろう。
このごろは激アツでもないらしいので、
水分はいつもより少なめにして荷物の軽量化を図り、
逆に寒さ対策で
お湯を持ち歩けるように保温水筒、
それから厚手の手袋など防寒をしっかりしよう。


あと、天気予報は、
1日目はイマイチだけど、
2日目,3日目はちょっとマシしそう。
とりあえず、2日目がメインなので、1日目多少悪くても
頑張って野口五郎小屋まで行きましょう。

コースのこと、天気のこと、体調のこと、
いろいろ不安も伴いますが、

MASHの歌「列車」をクルマで聞きながら
「覚悟を決めなきゃ見えない世界がある」
そう自分に言い聞かせて、
その世界とやらを見るために 覚悟を決めなきゃ と思っていました。

クルマで聞いたラジオによると、
1日目は秋雨前線の影響を受けるが、
2日目は高気圧が秋雨前線を北へ押し上げ、晴れるとのこと。
天気さえなんとかなれば、
事前の準備は最善に整えたし、
あとは自分の頑張り次第。だから頑張ろうと思いました。

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野口五郎岳

2015年08月24日 23時31分14秒 | 山たび日誌
水晶岳まで行くつもりでしたが、
暴風雨に阻まれ 野口五郎小屋に停滞。



3日目に
ようやく見えた景色がこちら↓



日本の名峰トップスター勢ぞろい



水晶さんは
とびっきりの景色準備しとくから
来年来てねと言って
雲に包まれていきました。



Ms.OOJAのタオルが
使いやすいので
持って行ったら、
なんか 大物歌手とのコラボレーションみたいでW
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秋雨前線

2015年08月24日 13時18分28秒 | 山の関連
台風でゎなく

秋雨前線に負けた・・・


気象予報士さん、

もうちょっと 精進してクダサイな
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