放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

ザリガニとの出会い

2018-04-21 17:44:29 | 子育て
子どもたちと
施設内で世話をしていた ザリガニを
小川へ返しに みんなで出かけました。

一週間前に 散歩の途中の小川で 偶然見つけて
観察がてら 施設に持って帰って育てていた
ザリガニです。

施設に 持って帰ってきた時は、
「ザリガニって 何を食べるの?」とか
「どうして ハサミの大きさが違うの?」など
みんな 興味深々。

早速
5歳のKくんが、幼稚園の図書室で
ザリガニの本を借りて来てくれて
みんなでザリガニのことをお勉強しました。

持ち帰った ザリガニは、
推定年齢4歳くらいだったことや、
ヒゲは、目の役割も果たすこと。

ハサミの大きさが違うのは、
成長途中で 片方だけ切れて
また再生した可能性があるということ。

ハサミは、ゾウの鼻のように
何でもできちゃうことなど
色々 みんなで 本を読みながら 学びました。

そして 実際に
スルメをあげたり、
魚肉ソーセージをあげたり、
ザリガニの水槽を
みんなで囲んで 食べる様子を観察したりしました。

ザリガニには、
ストレスがかかってしまったことでしょう。

しかし、
それぞれの 子どもたちが
ザリガニに対して 関心や興味、
愛おしさを感じたと思います。


そして、ついに、もとにいた場所に
返してあげる日がやってきました。



小川に放され
活き活きと 歩く
ザリガニの姿を見送りながら
「元気でね〜! もう捕まったらダメだよ〜!」
と、声をかける子どもたち。



人類だけでなく、他の生物も
同じ時間を一生懸命に 生きているんだと
いうことを ボンヤリでもいいから
感じ取ってくれたら 嬉しいですね。