気まぐれ日記

ぼそぼそ愚痴や、時々爆発する心模様など‥‥。

仲間の車椅子のブレーキ

2018-03-01 22:01:40 | 日記
今日から3月。
全国的な春の嵐、この辺もさすがに午前中は強風が吹き荒れ周りの木々は大揺れだったが、午後はやんで、おだやかな小春日和になった。

 朝の書道の時間、今日はスタッフ編にした。
「変な外人」、「真っ黒黒助」なぁんてね。
「これ誰のこと?」と聞いて来た人がいるから、教えたけど、本人達が見たら、ピンと来るでしょうよ。(笑)

 リクライニングの介助者任せの車椅子に座っているお仲間の一人は、昨年まで右手と右足で自力で車椅子をこいで、自由に活動していた人。
それが体調を崩して入院、帰って来たら動けなくなっていた。
一時は介助依頼をする声も出なくなっていて、どうなってしまうんだろうと心配されていたが、一か月ほどして声は取り戻した。
その彼が今食事の時同じテーブルで私の左横だ。
一応食事は介助なしで右手で召し上がる。
だがその食べられる状態にするには、背もたれを立てて、足をテーブルの下に入れなければならない。
彼にはその食事の体勢で長くじっとしているのがつらいらしい。
食べ終わると一刻も早く背もたれを倒し、足をテーブルの下から出し、膝を立てたいのだ。
その介助依頼をするものの、皆さん食介に頑張ってくれているから、仲々すぐには応じられない。
「痛いよぉ」としかめっつらでテーブルに片手で突っ張り、車椅子を後ろへバックさせようとするが、ブレーキが掛かっている。
そのブレーキだが、介助者任せの車椅子なので、後ろの左右の車輪の間についているので、私でも簡単に解除できる。
そのことに気付いたから、少しでもお役に立てたらと3回ほどブレーキを解除してあげた。
今朝もやってやろうとしたら、そんなことはしなくていい。ブレーキはずしてもし何かあっても困るし・・・と言われてドキリ!
食べ終わってからなら差し支えなかろうと思いやったことだが、そう言われると絶対大丈夫とは言い返せない。
「そうか、はい」と引き下がったが、ブレーキを解除してそのままにした私はいけなかったが、彼が手で突っ張ってバックした後、もう一度かけておいたら、 何も問題ないよなぁ・・・なんて。  

介助コールの故障は直してもらえたからめでたしだ。
昨夜は紙パンツをはかせてもらっていたが・・・。