居室替えの恩恵

今日と明日は２Ｆの居室替えに当てられている。
一人部屋が10部屋と二人部屋が６部屋あるが、一人部屋の２部屋はショートステイ用なので、入所者用としては一人部屋の８部屋と二人部屋の６部屋の20人分ということだ。
広さ、テレビなどの音響、エアコン、ドアの開閉、介助スタッフの出入りなど、色々なことから、やはり自由に過ごせる一人部屋を希望する者が多い。
それで二年に一度部屋替えをしてくれるという訳だ。
だけど中には今の部屋を自分の居場所だと思っていて、他の部屋への入室には時間の掛かりそうな人もいたり、その人用にちょっと手を加えた部屋もあったりするから、現状維持の人もいる。
私の部屋は二人部屋だが、窓側の明るい方で、畳を敷いてもらっていて、端っこの隙間にもテレビや椅子が置けるように、発泡スチロールの素材の板を畳と同じ高さになるようにして敷いてもらってある。
だから恐らくずっとこの部屋だろう。
今日の部屋替えは私には無関係だから、朝のうちは陽当たりのいい食堂にいた。
午後には周りが一段落したので、部屋でテレビを見ていた。
昼からになると部屋の方が暖かい。
思いがけなく女性スタッフが「ここも掃除しょうか」と言って来てくれたから、まぁ嬉しい！
ガムテープのペタペタ掃除でもしなきゃあと思いながら、できずにいた。
お陰で久し振りにすっきりした。