室蘭住民のブログ

室蘭の住民による、環境系ニュースのアーカイブ。日付が後追いになる場合もあります。リンクフリー。

■【テレビ番組】『今日ドキッ!報道スペシャル ネアンデルタール人は核の夢を見るか~高レベル放射性廃棄物の行方~』(2021.5.29)

2021年06月02日 13時07分14秒 | 原発ニュース
https://www.dailymotion.com/video/x81lr05
動画
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原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの最終処分場選定にむけた文献調査が進む北海道寿都町と神恵内村。
4月に「対話の場」が始まった。神恵内村は大きな混乱はなかったが、寿都町では会の目的や人選などで参加者から異論が噴出し、波乱のスタートとなった。両町村には国から最大20億円の交付金がそれぞれ出るが、寿都町の住民には最終処分方法に対する根強い不信感や調査に応募した町への反発がある。

核のごみは地下300メートルより深い場所に埋める地層処分を行う。だが人体に影響がないレベルに下がるのは10万年後とされる。
いまから10万年前はネアンデルタール人の時代だ。最初に花を愛でたとされる人々は核の問題を想像できただろうか。
番組では寿都町の動きを主に追う。

住民から反対意見が出るのを承知しながら応じた町長。核のごみの調査応募に賛否がわかれ分断されていく町民たち。そんななか私たちは今年3月に寿都町職員を辞めて漁師になった一人の男性に出会う。
大串伸吾さん。北海道大学の大学院生のとき、研究で訪れた寿都町にほれ込み、そのまま第二の故郷とした大串さんがなぜ辞めたのか。核のごみに人生を左右された家族の思いと葛藤とは。

1980年代にある調査が秘密裏に行われた。全国88か所を処分地の適地としたのだ。北海道では11か所が適地とされた。寿都町は何と記載されていたのか。一方、別の立場から調査を行った元研究員は「日本に地層処分できる場所はない」と証言する。

地質学、地理学、地球物理学や地震学の専門家など多角的に取材し、様々な観点から地層処分の在り方について考える。さらに「日本で唯一安定した場所がある」と新たな最終処分場の適地候補を提案する科学者の話も伝える。

そして地層処分の実施主体であるNUMOのトップ、近藤理事長にも独自にインタビューを行った。地層処分は可能なのか、10万年後の安全をどう考えるか、トップの答えは?

地質の専門家は語気を強め訴える。
「10万年先に科学者は責任を持てない。いまの科学はそんなに万能ではない」
10万年後の世界をいったい誰が想像できるのか。10万年後まで責任をもって核のごみを処分できるのか。その安全は誰が保障するのか。処分地の決め方はどうあるべきなのか。核のごみの“いま”を考える。
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ここまで転載

■【NUMO】(2015.7.27)完全非公開で行われた自治体説明会(報道ステーション)

2020年01月11日 15時31分40秒 | 原発ニュース

核のゴミで自治体説明会 完全「非公開」に批判の声 - 動画 Dailymotion

2015.7.27 テレ朝・報道ステーション 先月末までに39都道府県で自治体向け説明会が「非公開」で開かれていた。 内容を追究していくと...

Dailymotion

 

2015.7.27 テレ朝・報道ステーション

39都道府県で自治体向け説明会が「非公開」で開かれていた。
内容は資源エネルギー庁が主催する高レベル放射性廃棄物の処分場についての話だった。

■【泊原発・謝罪】(2019,12,24)泊原発、放射性物質放出を過少報告 88年から、実際の半分

2020年01月08日 17時25分56秒 | 原発ニュース
北海道新聞より引用 2019.12。24


記者会見で陳謝する北電の阪井一郎副社長(中央)ら=24日、札幌市内

北海道電力は24日、泊原発(後志管内泊村)から大気中に放出している排ガスに含まれる放射性物質の量を、31年間にわたり誤って国や道などに報告していたと発表した。算定ミスが原因で、実際は報告してきた数値の約2倍の量を放出していた。

北電は、正しい数値でも国が定めた目標値を大幅に下回っており「人体や環境に影響はない」とするが、原子力規制庁は、原発の運用ルールを定めた保安規定違反に当たる可能性もあるとみて調査を進める方針。

残り:664文字/全文:874文字

(以降は有料記事)
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こんなひどいことがあっても、謝罪で済まされていいのでしょうか?
忘れられないように、記録しておきます・・

■【苫小牧・がれき処理】(2012.6.15)苫小牧王子製紙(ネピア) サニックス発電所が、福島県のゴミを既に焼却していた(17000t)

2019年12月01日 22時10分02秒 | 原発ニュース
http://portirland.blogspot.com/2012/06/17000.html

こちらのブログより引用させていただきます。

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北海道新聞記事の画像です。苫小牧王子製紙(ネピア) サニックス発電所が、福島県のゴミを既に焼却していることが確定しました。
(2011,4~2012,5まで)



(当時のtwitter)

*Mami* (@mamijazz3535)
2012/06/15 14:38:11 from Twitter for iPhone
もうネピアブランドは 絶対に買わない。 こんな勝手な事して あり得ない。 この上苫小牧瓦礫受け入れって どんだけ北海道を 汚染させれば気が済むの? 日本で汚染されていない土地は もうわずかしかないんだよ‼


そらまめ (@bonoronp)
2012/06/13 10:54:05 from web
Q:だから道は全国でも珍しい独自の基準を始めたんだね。 A:ただ、測定、報告とも業者が自主的に行い、第三者は監視しづらい。 違反しても罰則もないんだ。 さらに目が届かないのは、産廃が燃料などに加工されて道内に入る場合だ。



そらまめ (@bonoronp)
2012/06/13 10:54:29 from web
廃プラスチックの焼却熱を利用発電するサニックスエナジー苫小牧発電所王子製紙苫小牧工場の発電施設は燃料の一部に、 原発事故のあった福島県内で発生した廃プラを使っている。 サニックスは福島県の自社工場で廃プラを燃料に加工し、昨年4月から今年5月までに約1万7千㌧を苫小牧で燃やした。


スケッチ (@sketch_55)
2012/06/14 19:12:47 from web
苫小牧、王子製紙、問い合わせました。しどろもどろ。「廃プラではないが、廃材、紙のゴミの一部など福島県内から受入れてます。RPFなどに。がれきの総量は分からない。放射能検査しているかも、手元にちょっと資料がないので…」と。苫小牧…(怒)


スケッチ (@sketch_55)
2012/06/14 20:17:11 from web
@wing135 北海道新聞に載ってた記事はほぼ合っているかもですね…苫小牧王子製紙→Tel 0144-32-0111 電話の感じで、だいたい分かるかと思います。担当の方も困惑している感じで高圧的ではないので、電話しやすかったですが…残念ですね;;


tama (@tamaM1710)
2012/06/14 22:16:47 from Keitai Web
@taiyakiyan @sketch_55 ネピネピのことで問い合わせたところ、王子製紙と王子ネピアでは同じ苫小牧でも工場が違うとの返答をいただきました。なんにしても王子製紙のしたことの真偽には関係ありませんが…。


そらまめ (@bonoronp)
2012/06/13 10:37:29 from web
サニックス発電所0145-26-8811に電話確認しました。事実ですとはっきり認めました。 どうやらデマではなく、本当の様です。 王子製紙0144-32-0111は確認中です。


王子製紙と王子ネピア
確かに工場の場所は違いますね。
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王子製紙Wiki

苫小牧工場 北海道苫小牧市王子町2丁目 9台 新聞巻取紙
印刷・情報用紙(非塗工印刷用紙・微塗工印刷用紙) 元・旧王子製紙所属


王子ネピアWiki

王子ネピア株式会社(おうじネピア、英文社名 Oji Nepia Co., Ltd.)は、王子製紙グループに属する衛生用紙メーカーである。製品のブランド名は「ネピア (nepia) 」。


工場は、苫小牧工場(北海道苫小牧市勇払)・名古屋工場(愛知県春日井市王子町)・徳島工場(徳島県阿南市辰巳町)の3か所。いずれも紙をすく抄紙機や製品の加工設備を持つが、パルプの生産設備は持たない。抄紙機は3工場で計7台あり、約860トンの日産能力を有する(2009年10月時点)[19]。

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400 名前: なまら名無し 投稿日: 2012/06/13(水) 19:58:14 ID:Bwllys4Q [ 7oC0SVG.proxy30073.docomo.ne.jp ]

これが真実なんですね

6月10日 北海道新聞

サニックスは福島県の自社工場で廃プラを燃料に加工し、昨年4月から今年5月まで
約1万7千トンを苫小牧で燃やしていた!!!

廃プラスティックの焼却熱を利用して発電するサニックスエナジー苫小牧発電所や王子製紙苫小牧工事の発電施設は燃料の一部に、原発事故のあった福島県内で発生した廃プラを使っている。

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追記 場所は、下記参照。学校多数



▲王子製紙(ネピア) 北海道苫小牧で福島県のごみ焼却済 付近に学校多数
http://portirland.blogspot.com/2012/06/blog-post_3861.html

王子製紙 苫小牧工場とサニックスエナジーの場所 画像




■【札幌・がれき見解】(2012,3,23)元札幌市長 上田文雄さんのメッセージ がれきについて

2019年12月01日 21時38分46秒 | 原発ニュース
http://www.city.sapporo.jp/kinkyu/20120323mayor.html
札幌市HPより


北海道にとって、重要なメッセージだと思いましたので
記録しておきます。

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東日本大震災により発生したがれきの受入れについて


東日本大震災から一年が過ぎました。地震と津波による死者・行方不明者が18,997人という未曽有の大災害は、福島第一原子力発電所の大事故とともに、今なお人々の心と生活に大きな影を落としています。改めて被災者の皆さま方に心からお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

震災から一年後となる、今年の3月11日前後、テレビの画面に繰り返し映し出されたのは、膨大ながれきの山と、その前に呆然と立ちすくむ被災者の姿でした。これを視聴した多くの人々の心には、「何とか自分達の町でもこのがれき処理を引き受けて早期処理に協力できないか」という、同胞としての優しい思いと共感が生まれたものと思います。

政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するという方針を出し、今、その受入れの是非に関する各自治体の判断が、連日のように新聞紙上等をにぎわせています。
私は、これまで、「放射性物質が付着しないがれきについては、当然のことながら受け入れに協力をする。しかし、放射性物質で汚染され安全性を確認できないがれきについては、受入れはできない。」と、市長としての考えを述べさせていただきました。


『放射性廃棄物は、基本的には拡散させない』ことが原則というべきで、不幸にして汚染された場合には、なるべくその近くに抑え込み、国の責任において、市民の生活環境に放射性物質が漏れ出ないよう、集中的かつ長期間の管理を継続することが必要であると私は考えています。非常時であっても、国民の健康と生活環境そして日本の未来を守り、国内外からの信頼を得るためには、その基本を守ることが重要だと思います。
国は、震災がれきの80%を被災地内で処理し、残りの20%のがれきを広域で処理することとし、今後2年間での処理完了を目指しています。
これに対し、「現地に仮設処理施設を設置し精力的に焼却処理することで、全量がれき処理が可能であり、また輸送コストもかからず、被災地における雇用確保のためにも良い」という意見も、被災県から述べられ始めています。

また放射性物質についてですが、震災以前は「放射性セシウム濃度が、廃棄物1kgあたり100ベクレル以下であれば放射性物質として扱わなくてもよいレベル」だとされてきました。しかし現在では、「焼却後8,000ベクレル/kg以下であれば埋立て可能な基準」だとされています。「この数値は果たして、安全性の確証が得られるのか」というのが、多くの市民が抱く素朴な疑問です。全国、幾つかの自治体で、独自基準を設けて引き受ける事例が報道され始めていますが、その独自基準についても本当に安全なのか、科学的根拠を示すことはできてはいないようです。

低レベルの放射線被ばくによる健康被害は、人体の外部から放射線を浴びる場合だけではなく、長期間にわたり放射性物質を管理する経過の中で、人体の内部に取り入れられる可能性のある内部被ばくをも想定しなければならないといわれています。
チェルノブイリで放射線障害を受けた子ども達の治療活動にあたった日本人医師(長野県松本市長など)をはじめ、多くの学者がこの内部被ばくの深刻さを語っています。放射性物質は核種によっても違いますが、概ね人間の寿命より、はるかに長い時間放射能を持ち続けるという性質があります。そして誰にも「確定的に絶対安全だとは言えない」というのが現状だと思います。


札幌市の各清掃工場では、一般ごみ焼却後の灰からの放射性物質の濃度は、不検出あるいは1キログラム当たり13~18ベクレルという極めて低い数値しか出ておりません。私たちの住む北海道は日本有数の食糧庫であり、これから先も日本中に安全でおいしい食糧を供給し続けていかなくてはなりません。そしてそれが私たち道民にできる最大の貢献であり支援でもあると考えます。

私も昨年4月、被災地を視察してきました。目の前には灰色の荒涼たる街並みがどこまでも続き、その爪痕は、あまりにも悲しく、そしてあまりにも辛い光景で、今も私のまぶたに焼き付いています。
また私は、若い時に福島に1年半ほど生活していたことがあり、友人も沢山います。福島は、桃やリンゴなどの優れた農作物で知られており、それらを丹精こめて生産されている人々が、愛着のある家や畑から離れなければならない、その不条理と無念さに、私は今も胸を締めつけられるような思いでいます。

札幌市はこれまで、心やさしい市民の皆様方とともに、さまざまな支援を行ってまいりました。今なお札幌では、1,400人を超える被災者を受け入れており、あるいは一定期間子どもたちを招いて放射線から守る活動などにも積極的に取り組んできたところです。そのほか、山元町への長期派遣をはじめとした、延べ1,077人に及ぶ被災地への職員派遣、等々。今までも、そしてこれからも、札幌にできる最大限の支援を継続していく決意に変わりはありません。

またこのところ、震災がれきの受け入れについて、電話やファクス、電子メールなどで札幌市民はもとより、道内外の多くの方々から、賛同・批判それぞれの声をお寄せいただき、厳しい批判も多数拝見しています。ご意見をお寄せいただいた方々に感謝を申し上げます。これらのご意見を踏まえ、何度も自問自答を繰り返しながら、私は、「市長として判断する際に、最も大事にすべきこと、それは市民の健康と安全な生活の場を保全することだ」という、いわば「原点」にたどり着きました。

私自身が不安を払拭できないでいるこの問題について、市民に受入れをお願いすることはできません。
市民にとって「絶対に安全」であることが担保されるまで、引き続き慎重に検討していきたいと思っています。

2012年3月23日
札幌市長 上田文雄

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