しぜん悠遊

野山は友達:山と花と畑など大地からの贈り物

めーでの婆ちゃんの独り言

2013年05月17日 11時19分33秒 | 日記

やっぱ(めーで)にしといておくり。この年になっても、ちーと気取ってしまってさね。

田んぼに水がへえった。そいで同時に蛙の大合唱!夕暮れからやかましいこと。おらも蛙じゃあねえが「うーのはなー…」

と、つい嬉しくなって口ずさんじまうだじ。ほれなんつったか?そうだ百姓のDNAつうやつが強いらしくほっとするだいね。

代掻きの始まりだ。

代掻きっつーとおらの生まれた家じゃあ、おとっ様が牛んぼうを飼っていてさね、その牛んぼうに代掻きをやらせるだが、

なんつったか、ガラガラ回る道具のうえに人一人乗れるだけの板が載せてあって、それにおとっ様が座って水田の中をジャバジャバ回るだじ。

ちいせえ時、そのおとっ様の横に乗りたくて乗りたくて・・。牛んぼがぴしゃぴしゃ泥をはねて、それをまともにくらうで

泥だらけせ、おまけにしっこだうんこだしながら、尻尾でぴしゃぴしゃってやるもんだで、えれさわぎさね。

それがついこねえだだと思ったに、(戦後間もないころ)えれこんせ、今じゃああっという間に機械がやっちまうだで。

それでもやっぱり田んぼに苗が植わると嬉しいねー。(さなえーうえーわたるー なつーはくーるー)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿