しぜん悠遊

野山は友達:山と花と畑など大地からの贈り物

蓼科:春

2009年05月13日 14時52分43秒 | 日記
蓼科:春便り
 標高1600Mの蓼科高原はようやく春の目覚め、唐松が芽吹いてきたところだ。鶯が美声を響かせ様々な小鳥の声が森の中にこだまする。時々キツツキの仕事のカンカンカンカンの音も響く。花の一番乗りはヒメイチゲ、花は8㎜・草丈5㎝程、はかなげに風に揺れる。そしてミヤマカタバミ、木では山桜に続きオオカメノキが清楚な白い花を披露する。様々なみどりが競い合って森が活気づいていく。


山辺めぐり

2009年05月07日 11時18分54秒 | 日記
松本山辺めぐり;父母とのドライブ
 半身不随の父の(どこかへいこう!)にお答えして今日は山辺の里めぐり。扉温泉もあり新緑の良いコース。まず小笠原城主の出城の林城跡に車で登り(ハイキングも出来る)そして、古刹・徳運寺。藤棚が見事だが、まだピンクがようやく開き始め、見頃は1週間ほど後か。綺麗に手入れされた入り口に、ものも言わずゆったり構えた犬が番をしていた。静寂な寺にふさわしい悟りの表情の賢こそうな犬に挨拶をして、拝観させてもらった。
三城牧場の近くの沢にラショウモンカズラ・シロバナのアマナ・ネコノメソウ・ヤマエンゴサクなど密かに咲いていた。猛毒のハシリドコロは堂々と咲いていた。
ハシリドコロ

見えにくいがコチャルメルソウ

そしてネコノメソウ

春の庭

2009年05月04日 08時37分58秒 | 日記
庭の春
 我が家の庭はチューリップがぼつぼつ終わり、ツツジや藤が開き始めてきた。春である。山野草も咲いてきた。ジュウニヒトエ・ラショウモンカズラは深山に行かないと見られなくなった。スズランは毒草の為か結構見られる。
この頃北アルプスの遭難が多い。里は春だが山はまだまだ。残雪の多いこの時期、むしろ冬山より危ない。今はまだ里山を楽しめばよいと思うのだが。


牛に曳かれて善光寺参り

2009年05月02日 11時41分43秒 | 日記
牛に曳かれて善光寺、ならぬ今回は総会に託けて善光寺参りをした。自然観察指導員長野県連絡会の総会そして生物多様性の講座を受ける為に長野に出かけ、ならばついでに善光寺参りもしようと、誠に善光寺さんには申し訳の無い不謹慎というか不信心次第である。信心深い老若男女が回向柱の前に長い行列を作って順番を待っていた。
 さて長野県環境保全研究所の岸本良輔氏による(生物多様性とは何か)は、様々なデーターに基いた話でとても楽しく聞くことが出来、勉強になった。長くなるので紹介が出来ないのが残念である。