美川地区社会福祉協議会

美川地区社協の報告や、いきいきサロンの活動を紹介します。

見守り活動への感謝

2025-02-13 10:22:00 | 社会福祉協議会

遅くなってしまいましたが、日頃より地域の見守り活動をしてくださっている皆さまへ、心ばかりのお礼をお届けしています。

地域の高齢者や一人暮らしの方々の安心と安全を支えるために、民生委員やボランティアの方々が日々活動してくださっています。見守りの声かけやちょっとした気遣いが、大きな安心につながっています。

この度、民生委員が見守り活動をしてくださっている皆さまへ、感謝の気持ちを込めてささやかなお礼をお届けしました。

地域の皆さんが支え合うことで、住みよいまちづくりが実現します。今後とも、見守り活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

引き続き、美川地区社会福祉協議会では、地域のつながりを深める取り組みを続けてまいります。

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親のサポートが子どもの未来を変える~笠岡学園講演会の報告~

2025-02-11 17:49:49 | 手をつなぐ育成会

手をつなぐ育成会の研修会に参加して

笠岡学園の講演会では、「親をサポートすることが大切」という点が強調されていました。発達障害のある子どもにとって、支援の有無が人生を大きく左右しますが、それは本人だけでなく家族のサポート体制にも大きく依存します。

特に、「困った子」と批判するのではなく、「困っている子」と捉える視点が重要であると感じました。これは、認知症の高齢者支援にも共通する考え方で、本人だけでなく家族の負担を軽減することが、より良い支援につながるという点で一致します。

また、困っている子どもは、どうしてよいかわからずパニックになっていることが多いです。そのため、暴れたりする子どもには対応がなされる一方で、困ったときに固まってしまう子どもは放置されてしまうケースもあるという指摘がありました。この点についても、支援のあり方を再考する必要があると感じました。

さらに、「SLD(限局性学習症)」と「LD(学習障害)」の違いについても学ぶことができました。SLDは医療の診断名として用いられ、LDは教育現場での支援カテゴリーとして扱われています。どちらも知的発達には問題がありませんが、特定の学習分野で困難を抱えるという共通点があります。

この講演を通じて、発達障害児の支援には、本人への直接的なサポートだけでなく、親や家庭環境への支援が不可欠であると改めて実感しました。社会全体での理解と体制づくりが必要であり、そのためには情報発信や啓発活動の重要性が増していると感じています。

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人生の最期を考える——ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは?

2025-02-11 17:44:15 | 健康推進課

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)についての講演を聞き、人生の最終段階における意思決定の重要性を改めて考えさせられた。

講師のお二人は、普段から人の死に向き合う職業の方であり、死という避けがたいテーマを扱いながらも、ユーモアを交えて分かりやすくお話しくださった。

特に印象に残ったのは、本人が延命治療を希望していなくても家族がその意向を覆してしまうケースが多いという点だ。実際、75%のACPが家族によって変更されるというデータもあり、家族の心理的負担が大きいことが分かる。

また、老衰で亡くなった後に救急車を呼ぶと、本人の意思とは関係なく蘇生措置が行われ、肋骨が折れるほどの負担を伴うことがあるという話も衝撃的だった。

一方、がんの場合は進行が比較的予測しやすく、ACPを実践しやすいという点も納得できた。

ACPを実効性のあるものにするためには、単に本人が意思を示すだけでなく、家族や医療チームと共有し、具体的な行動につなげることが大切だと感じた。

今後、公民館の活動としてACPに関する啓発を進めることも考えられ、地域の高齢者や家族がACPについて学ぶ機会を増やすことが求められると感じた。

 

 

「ACPって何?」という人のために説明を書いておきます。

 

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは
ACP(Advance Care Planning)は、将来の医療やケアについて、本人が事前に考え、家族や医療者と話し合い、希望を共有するプロセスです。

日本では「人生会議」とも呼ばれています。病気の進行や緊急時に備え、延命治療の有無や最期を迎えたい場所(自宅・病院・ホスピス)を決めておくことで、本人の意思が尊重されやすくなります。

ACPの実施には、まず本人が希望を整理し、家族や医療チームと話し合い、定期的に見直すことが重要です。さらに、事前指示書やDNAR(蘇生拒否指示)を文書化することで、医療者が適切に対応しやすくなります。

ACPは、本人が望む最期を迎えるためだけでなく、家族や医療者の心理的負担を軽減する役割も果たします。特に高齢化が進む日本では、ACPの普及が求められており、公民館や地域での啓発活動も重要になります。ACPを実施することで、本人が納得した医療を受け、家族も安心して決断できる環境を整えることができます。

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第1回 小地域ケア会議を開催しました!

2025-02-10 10:05:43 | 社会福祉協議会

第1回 小地域ケア会議を開催しました!

1月30日(木)、美川公民館ホールにて「美川地区第1回小地域ケア会議」を開催しました。地域の見守り活動や災害時の対応について話し合う場として、福祉委員や福祉協力委員(町内会長)をはじめ、町役場福祉介護課の主幹、社会福祉士、川崎医療福祉大学の中尾竜二先生(アドバイザー)など、総勢31名が参加しました。

会議の目的

この会議は、地域ごとの見守りネットワークの強化を目的とし、地域の課題や良い点を共有しながら、誰もが安心して暮らせる地域づくりを進めるための話し合いの場です。

グループ討議で地域の課題を共有

参加者は自治会単位のグループに分かれ、

  • 「地域のいいところ」
  • 「地域の困りごと」
  • 「困りごとの解決策」
  • 「要支援者の支援方法」

について意見を出し合いました。皆さんからは、「地域のつながりが強い」「自主防災組織が機能している」といったポジティブな意見がある一方で、「高齢化による見守りの負担増」「災害時の要支援者の避難体制」などの課題も挙がりました。

今後の展望

各グループの情報を共有した後、今後の取り組みとして、

  • より具体的な支援策の検討
  • 地域交流イベントの企画
  • 継続的な小地域ケア会議の実施

などの方向性が示されました。

次回の小地域ケア会議は7月ごろの予定です。引き続き、地域の皆さまと協力しながら、支え合いの輪を広げていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 

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いきいきサロンで学ぶ!日常に役立つ健康アドバイス

2024-10-11 13:36:14 | いきいきサロン

いきいきサロン「まごころの会」を訪問してきました

栄養教室があり、高血圧予防の話と糖尿病予防の話を栄養士さんがしてくれました。骨密度測定もしてもらい、ちょっぴりカロリー高めのおやつもいただきました。参加者の皆さんも、日々の健康管理について関心が高く、和やかな雰囲気の中で有意義な時間を過ごせました。


運動習慣が糖尿病予防に効果的な理由

糖尿病予防には、生活習慣の改善が鍵です。まず、バランスの良い食事が重要です。炭水化物、脂質、たんぱく質を適切に摂取し、特に野菜を多く摂ることで血糖値の急上昇を抑えられます。次に、規則正しい運動習慣を持つことが大切です。有酸素運動や筋力トレーニングはインスリンの働きを改善し、血糖値をコントロールしやすくします。また、適切な体重管理も重要です。肥満は糖尿病のリスクを高めるため、健康的な体重を維持するよう心がけましょう。さらに、ストレス管理も欠かせません。ストレスは血糖値を上昇させる要因となるため、リラックスする時間を作ることが大切です。最後に、定期的な健康診断を受け、早期発見・早期対処を心がけることも重要です。


カリウム豊富な食品で血圧を自然に下げる

高血圧予防には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、塩分の摂取を控えめにすることです。過剰な塩分は血圧を上昇させるため、加工食品や外食に注意し、減塩を心がけましょう。次に、カリウムを多く含む食品を摂取することが大切です。カリウムはナトリウムの排出を促し、血圧を下げる効果があります。果物や野菜、豆類に多く含まれます。また、適度な運動を取り入れることで血圧のコントロールが可能になります。さらに、体重管理も重要です。肥満は高血圧のリスクを高めるため、適正体重を維持するよう努めましょう。最後に、ストレスを溜めず、十分な睡眠を取ることで、全体的な健康を維持し、高血圧予防につながります。

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