猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

トラ猫のたま

2015-04-17 06:59:09 | 日記
これまでたくさんの猫たちが訪れました。

家の中には決して入らなかったけど、毎日会いに来てくれた。
周りの野良猫を呼んできて、面倒見の良い優しい雄猫だった。
父が毎日餌をあげていたので、ほかの猫たちにも教えていたんだね。
大きなトラ猫。決して怒ったりせず、不思議なほど穏やかなねこだった。
一度息子が三輪車でねこのシッポを少しひいてしまったのに、「にゃー」って小さい声で鳴いて我慢してた。
他の野良猫に餌を譲って、いつも一歩下がっていた。
「トラ猫は性格が穏やかで優しい」、そんな先入観をもったほど…

今なら、野良猫に餌をあげるなんて…って問題になりそうだけどね。

いつの間にかみんなで「たま」ってよんで、その性格の良さに尊敬の気持ちまで抱いていた。

毎日…それはずっと続くと思っていたのに、ある日来なかった。
それから一度もたまを見ていない。

しばらく玄関に置かれた、たま用のキャットフードがのこされていた
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100万回生きたねこ

2015-04-16 21:17:19 | 日記
「100万回生きたねこ」
この絵本を知っていますか?
たぶん猫好きの人なら一回は見たことがあるかも。


なにが幸せで、なにが不幸せなのか?

そんな深い疑問を投げかけてくれる。


我が家の猫たちを見ていると、単調な生活を無事に送っている。
以前の猫は、家と外を自由に行き来し、外にいる猫たちとケンカも恋もし、雀やネズミを捕ったりしていたっけ。
半分ノラのような…

それはそれで、けがをしたり、病気になったり、交通事故にあったり 
たくさんの危険もあった。

今日はすさんだ顔をした汚れた野良猫に出会った 
でも自分を不幸と思っていないだろう。

我が家の猫たちは幸せなんだろうか。


何が幸せで何が不幸せ?

答えはないような気がする。






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最初の猫の思い出 「みー公」

2015-04-16 09:19:31 | 日記

人生の色々な場面に猫はいます。

子供のころ、飼っていた猫は三毛猫でした。
「みー公」という名前で、父がとてもかわいがっていました。
(「公」?…なんて高貴な!!)
「三毛猫は頭がいい」と父が自慢していました。

その時の写真を見ると、シッポが短く、癖のあるちょっとブサイクな顔をしています。

私が物心ついたときにはそばにいたので、いつからいたのか定かではありません。
たぶん野良猫だったのでしょう。
当時としては長生きで12年以上生きていました。

子供は猫にとっては迷惑な存在。
可愛がるというより、もうおもちゃでした。
今から考えると、ひどいこともたくさんしてしまいました。
机の引き出しに閉じ込めたり…頭をパカパカたたいたり…ひもでつないだり…
腕に、猫のひっかき傷が絶えませんでしたから…

押し入れで何度も子供を産みました。でも不思議と雄猫が狙って子猫を殺しに来るのです。
みー公はクロネコヤマトの猫のように、子猫をあちこち運んで守ろうとしていたけど、一度も育つことはありませんでした


みー公は何度か病気で死にかけたり、しばらく姿を隠したり、その度に父がとてもとても心配していた姿が思い出されます。

昔、猫は死ぬときは自分で姿を隠すと言われていました。

でも、みー公は最期は父の布団の中で、父の腕にしがみつき、抱かれて死にました。

その時、私は、初めて父の涙を見ました。

その頃は私は子供で、漠然と悲しかったけれど、今では父の悲しさ、さみしさや喪失感がよくわかります。

生きているということはいつかは別れなくてはいけない。  人も、猫も…。

そして悲しいけれど、猫は人間より短い寿命を生きているんですね。
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はじめまして くろ

2015-04-15 09:16:35 | 日記




クロは本当は「くろみつ」で、ミケは本当は「もなか」っていう名前なんです。
でもいつも、我が家の猫は立派な名前(…以前の猫は例えばルドルフとか…)がついているのに、病院に行った時しか使われていない。

クロはシッポがなくて、目つきが悪くて、小さいときはお腹ばかり大きくて、カマキリみたいに眼ばかりの三角の顔で…
どうしてたくさんいる保護猫たちから選ばれたのかは謎です。
連れてきた娘の話によると、動作がかわいかった、ということです。動きに一目ぼれだったらしい。
そばにクロの兄弟がいて、まっくろのしっぽの短いかわいい黒猫だったそうです。今頃どうしているのでしょう。
本当に、不思議な縁ですね。猫との出会いって。

家に初めて来たとき、2匹は怖がって、キャリーケースの奥でかたまって震えていました。
ミケなんてフーって言って…(それ以来一度も言ったことがないけど。)
そんな時、猫じゃらしを差し出したら、クロが思わず、じゃれちゃったんです。
それでほっとしました。これで大丈夫って。


今ではクロよりミケの方が人懐っこい。

クロは超超怖がりで、その後そのために大変な事件!?もありました。この話はそのうち。

でも、やっぱりしぐさは何をしても無邪気でかわいい。白い手がまたかわいい。
「可愛い!」なんて私たちが言うと、嫉妬深いミケは、怖い顔してクロをにらんでいます。

クロは、今でも基本、一人が好き。昼間はどこにいるのでしょう。
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はじめまして みけ

2015-04-15 07:05:49 | 日記





子猫のころは、顔半分黒いので、動物病院で「ファントム}って言われました。真っ二つだったのです。
大きくなったら、口の周りの白い部分が大きくなって3色の普通の三毛猫になりました。

ミケはもらってきたとき、病気で左の顔が腫れて片目がつぶれていました。
多分治るといわれていたのですが、目が開いても左の眼は白い膜が残ってしまいました。
あまり見えないんだろうな。それでも小さいころは元気に飛び回っていて不自由だと思っていないみたい。
それでも一度、走り回って、目が見えない腫れている左側を柱に思いきりぶつけて、本当に痛そうで…。

クロとは全く性格が違うので時々火花を散らしています。多分小さいとき一緒にもらわれてこなかったら、絶対仲良くなれなかっただろうな。

すごい甘えん坊で、人のそばにいるのが好き。みんながいるところにやってきます。
すぐに私のひざに乗って、竹久夢二の「黒船屋」みたいにしがみついてゴロゴロ言っています。
すごく表情が豊かで、うれしそうな顔をするので、無下にできなくなっちゃう。

家の中で飼っているせいか、家中ずっとついてきて、もう…うるさいくらい。

今までたくさん猫は飼ってきましたが、こんなに人のそばにいるのが好きな猫はいませんでした。


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猫と一緒に…

2015-04-14 07:26:20 | 日記




もう4年になります。二匹を引き取ってから…

二匹は姉妹ではありません。捨て猫を保護しているお宅から、2匹と出会いました。

今までたくさんの猫と出会いましたが、みんな性格も体型も違います。

人生に猫は寄り添って生きています。

楽しかったこと,辛かったこと思い出とともに。

そんなことを考えながら、かけがえのない共に過ごす時間を、猫やたくさんの人との出会いに感謝しながら、書いていきたいと思います。。
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