街路樹の息吹
秋になり、葉を落とし始める君
寒い冬に丸裸でただ黙って寒さに耐え、静かに息をしている
桜の木々が蕾を付け始め、それがふっくらと膨らみ
その蕾がピンクに変わり、今は咲き誇っている。
その美しい姿に目がいってしまったが。
ある日、枝だけの君が知らない間に青い枝を伸ばしている。
知らない間に新芽をだしている。
それに気が付いたとき、
ああ、君の息吹の音が聞こえてきた
ここだよ、ここに僕たちはいるよ
また、季節が変わり初夏を迎えるころ
君は生き生きとその姿を雄大に表すのだろう。
私はそれを楽しみにしている。
桜に浮かれつつ君の存在にやっと気が付いたわたし。
ごめんね、街路樹さん
励みになります。宜しくお願いします(*^^*)
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