道 <四季彩>

移りゆく日々の記録

山梨に行く

2011-07-08 | 散歩道(日々の出来事)

 

7月初め 実家の山梨に行ってきました

母も90歳を超え いつどうなってもおかしくない年齢なので

元気なうちに顔見せしたいと思い行くことにしました

 

石和温泉のいつものホテルに泊まり 温泉にゆっくり入り

上げ膳据え膳で美味しいものを戴き のんびりとした時間が過ごせました

 

母は 月曜から金曜まで新しく出来た施設のディサービスでお世話になっています

新しい施設なので職員さんも 入居者も皆が同じスタートなので我儘な母も大事にされ

気持ち良く過ごしているようです

母は 介護度3で認知症なので私のことが解るか疑問でしたが

「自分の子だもの解るさ」と言い 思っていたより見た感じしっかりしているようでした

それでも 時間が経つと頭が混乱し段々わからなくなってきたのか 

「久しぶりだねぇ、お前は変わったねぇ」

「15,6の頃から会ってないねぇ」なんて訳のわからないことを言い始めました

それから暫く 何度も何度も同じことを話し相槌を打っている私の方が疲れ頭が痛くなってきました

母は 昔自転車にも乗れず 何処に行くのも歩いていたせいか足腰は丈夫で

杖をついて歩きまわります

兄はそれが危ないと嘆いています

 

その後 私達は弟と一緒に赤や黄色の明るい色の花を持ち 父のお墓参りに行きました

炎天に晒された墓石に手桶の水をうち 花を飾ると墓石のおもてがすがすがしくなりました

今度はいつになるか分かりませんが 取り敢えず元気な母の顔を見てきたことで

自分の気持ちが納得できたって感じです