わが家の狭い庭にも、何年か前に知人から根っこを頂き植えた
「ふきのとう」が顔を出し始めました。
1週間ほど前には5個くらい採れたので、天ぷらにして
戴きました。
また、少し採れたので今度は「フキ味噌」というのを作ってみようと
ネットでみて作ってみました。
数個なのでほんのちょっとしかできませんでしたが、
ほろ苦で春のかおりが何とも言えず独特な味がした。
温かいご飯で食したら贅沢なご馳走だなと感謝しました。
ところで、春の野菜には苦味がある。タラの芽・菜の花・フキノトウ・・・
この苦味の正体はポリフェノールやアルカノイドと呼ばれる成分なのだそうです。
冬の間、動物の体内にたまりがちな老廃物を排出する効果があるとされる
冬眠明けの熊が最初に口にするのもフキノトウだという。
冬から春へ体を目覚めさせるには「苦味」という刺激が必要なのかも知れない
と新聞に出ていました。自然の成り立ちは素晴らしいですね。
「春の皿には苦味を盛れ」とか
「良薬口に苦し」なんて言葉もありますしね。