婆ちゃんのおとぼけぶりは
体を壊すたびにパワーを増す
他人に話せば笑い話だが
当事者はマジ笑えないのだ
“笑い話”と笑い飛ばせるだけの
『寛大な心がほしい!』
と、節に願う今日この頃…
ではその一片を
代役ハゲマルでご紹介‥
それ‥絹ごし豆腐と申します
お忘れになりました?
鍋にカレーが作ってあるので聞いてみた
「レトルトにしたら楽だったろうに」(私)
「?‥袋のルーを入れたけど薄いから固形ルーを足したよ」(婆)
…
「お湯に袋ごと入れるだけだよ」(私)
「あっ‥へへ」(婆)
レンジをコソコソ掃除している婆ちゃん
「焼いたの?」(私)
それ大福餅ですから‥
「お餅じゃないと何度も訂正したよね」(私)
「へへへっ」(婆)
可哀そうかなと思いつつ
つい間違いを指摘してしまう
「情けない…そうだった、そうだった」(婆)
と、気付いてはくれるけど
ふぅ~どうしたものか‥
おとぼけぶりが強化された婆ちゃんと
脳天気爺、ハゲマル
二人+一匹の田舎生活に
限界が見えてきた