
東京国立博物館の特別展
「聖徳太子と法隆寺」に行ってきました。
仏像を見るだけでも、
十分に元がとれる充実ぶり。
(もちろん書や巻物、お道具類、曼荼羅、裂、
国宝がゴロゴロとしています。)
仏さまは
お寺にあるときは遠くから手を合わせて、
博物館にある時は近くで舐めるように見廻す。
なんとなく無礼な感じがするので
わたしはそっと手を合わせてから
舐めるように拝見します。
お顔の様子、衣の様子、手足の優美さ。
わずかに残っている金箔から
作られた当時を偲んでみたり。
わたしが好きな研究に、
仏様をCTスキャンして
中にあるお宝を見つける、というのがあります。
それぞれのお寺の意向もありますし
国宝だと中身を取り出せないことも普通ですが
作った時にどんな祈りを込めて
さまざまなお経や宝物を入れたのか…
それを想像するのが好きなのです。
ま、無礼なヤツですよね。
仏さまのお腹の中が気になるなんて。
あちら側に行った時に
うんと叱られそうな気がします。
(極楽に行けると勝手に決めている)
秘仏も公開されている特別展は
明日までです!!
いつもの特別展に比べると
とっても空いていますので
ゆったりしっかり見られます。
ぜひぜひ足を運んでください。
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