帰ってきた次男と玄関で鉢合わせ。
「仏像見に行ってくるね」
「…何が楽しいの??」
「素晴らしい仏像を見るのが楽しいんだよ」
「仏像って結局全部仏陀でしょ?」
「違う…この前京都まで何見に行ってきたのよ」
次男に言わせれば
仏像を見て喜ぶなんて変わってる
そうですけれど
博物館には「変わってる」人ばかり(笑)。
さて今日は限定公開(10/19〜11/3)の
秘仏を見に行ってきました。
阿弥陀如来の立像としては最古で10世紀の作。
どんなに大切にされてきたことか…
体の金は残っているし
指一本欠けていないし
優美でありながら凛としたお顔は
1000年前と変わらない…
博物館にあっては
仏像は美術品であるのですが
思わず手を合わせてしまうくらいの
品格のある仏様でした。
また最澄が信心していた老僧の像は
今にもまばたきしそう。
その口の中でお経を唱えているのが
聞こえてきそう。
歴史上の人物だけれど
まさにこの仏像の前に立って
最澄も手を合わせていたんだなあと、
日本の歴史について想いを馳せました。
10世紀〜12世紀のものに囲まれていると
突然現れた16世紀作の曼荼羅は妙に新しく感じるから
不思議なものです。
(家康の法要の時に納められた作品)
…………
最澄と空海について書かれた
素晴らしい作品があります。
画力も構成もお話も高水準!
ぜひ手に取って読んでみてください
あはは🤣
分かります分かります‼️
私も『そんなに建築展楽しいの?仕事と全然関係ないじゃない。ほら!早く次の展示物に行くよ』と、娘に言われます。
博物館後に『あの図面の建物を、今から実際に見に行きたいんだけど…』と言った時の娘の顔ときたら…😱
博物館は一人で行くに限りますね😅
仏像も良いですね。細部が美しい展示品は、ゆっくり見たいものですね☺️
コメントありがとうございます😊
建築展がお好きなんですね😳😳😳
よく一緒に美術館巡りをする友人が、建築展大好きなんです。図面見てため息ついたり、実際にその建物見に連れて行かれたりします。娘さんの気持ちがよくわかります。
絵画の時は友人と行って、そのあとおしゃべりするのも楽しいんですが、仏像の時は1人がいいですね。