善光寺(長野)のご開帳に行った時のものです。
ご開帳とは、善光寺の仏様は秘仏(国宝)で、一般には公開しないところ、7年に1度5月に期間を定めて(たしか1週間)公開することです。
もちろん本物が公衆の面前に出てくるのではなく、前立て本尊が据えられるのですが。
この行事はとても重要で、
ご開帳の時にお参りすることは
長野の人にとっては「責務」のような位置づけ。
わたしも東京から駆けつけた次第です。
しかし…
密ですねー。
この混雑、
参道からずっと混んでるのですが、
境内はスゴイです。
行く人帰る人写真撮る人が、
ごちゃ混ぜになって朝の新宿駅並みです。
境内では待ち合わせなど絶対にできません。
次回のご開帳は、どんなふうになるのでしょう?
バーチャルでお参りってことになるのかなあ。
善光寺と言えば、
遥か昔から信仰されてきた仏様の中に
「身代わり仏」がいらっしゃいます。
(ちなみに善光寺の創建は1400年前です)
わたしも小さい頃からお詣りするたびに拝んでいました。
自分の悪いところ(例えば膝とか、目とか…)を触って、仏様の目や膝を触るのです。
そうすると仏様が身代わりになって、悪いところを治してくださる、という信仰。
仏様は沢山の人の手に撫でられて、ツルツルになっているばかりでなく、すり減って元の形もわからないくらいになっています。
今回のコロナの流行で、
この仏様に触ることが禁止になったのだそうです。
善光寺さんも苦渋の決断だったと思いますが、
幼い頃から慣れ親しんだ身としては
こんな時だからこそ身代わりをお願いして、
心の安寧を得たいとも思うのです。
ご開帳でなくてもいいから、
善光寺にお詣りに行きたいなあ。
そしてほっとしたい。
コロナ禍が落ち着いたら
行けるうちに行こう!
妹夫婦に頼んで連れて行ってもらおう!
そう思っています。
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