みなまのブログ

短歌、日常、思いつきなど
塔短歌会所属

すみれの花買うころ

2022-01-26 20:55:51 | 日記(よしなしごと)
久しぶりにカウンセリングだった
もうやめようかなぁ、いらないかなぁと思いながら
月一から二つきに一度くらいの間隔でつづけている
話すと考えに整理ができたり、ちょっと軌道修正を手伝ってもらえて助かっている
結局のところ、さみしいです、と訴えてかえってくる

ショックだったのは駅ビルの回転焼屋さんと喫茶店が閉まっていた事
うそーん
お花屋さんでお仏花を買うついでに色々植物を見るのも楽しみ
切花に変わり咲のすてきなカーネーションがいくつもあって
飾れないのに(猫によくないから)買いそうになった

などと言いつつ日曜日のイベント帰りにパルマすみれを我慢できずに買ったんやけどね
写真撮って直ぐに小さい紙袋に入れて寝室の窓際に吊しました、猫によくないから
寝室は昼間閉め切っているので夜すみれの匂いが満ちていて幸せになる
もう少ししたら花を砂糖漬けにしよう

八重咲きのパルマすみれの香の満ちて一人寝の窓にうつるむらさき

塔 2022年1月号掲載

2022-01-20 00:24:11 | 短歌
肩にのる髪の重みのあたたかさ気づく九月の半ば過ぎごろ

抱かれたら抱かれたままに目を閉じる用事というものがないのだ猫は

取り調べみたいにライト当てながらカイガラムシをブラシで刮(こそ)ぐ

二十余年たのみし縁を切るとする朝(あした)は神無月のはじまり

草の穂を鴨らしごける川原に風吹き渡る十月朔日

水色のフィアット500を下取りに出すはつかなる夫の名残と

不覚にも聖子の声に涙する青いクルマを手放した日は


山下泉さんの選でした
選歌後記に一首目をとりあげていただきました
嬉しい
ありがとうございました




ジンクス

2022-01-08 00:30:53 | 日記(よしなしごと)
今朝は犬散歩の川沿いの遊歩道でカワセミのつがいが飛び去るのを見た。
そのあとくすんだ汚れた色味のイソヒヨドリのオスを見た。
イソヒヨドリのオスは背面は鮮やかなブルーで胸が鮮やかな赤で
一度見たら忘れられない鳥であるのに、
そのブルーも赤も古い写真のようにくすんだ色に見えた。
嫌な予感がした。
何があるんだろう…
一般的に青い鳥は幸運の象徴であるが私には違う。
カワセミを幾度も見た後に酷い事が続いたり
イソヒヨドリに至っては余命宣告された夫と見たのが最初という縁起の悪さで
死のイメージに直結している
そして今回は昼過ぎに訃報があった
もうジンクスなんてなまやさしいものでないな
ちなみにどちらの鳥も私は大好きだ
その美しさは日頃見かける中でも群を抜いている
なのになのに
美しい警告
いっそ赤いセーターにブルーのコート着てみようかしら

赤い胸、翠のからだもつというケツァールにいつか目をつつかれたい

ケツァールは完全なる草食です笑

初詣

2022-01-04 21:12:26 | 日記(よしなしごと)
なんと!
人生初の伏見稲荷大社にお詣りして参りました
お昼過ぎに駅に着いたのでとりあえず腹ごしらえに名物の雀の串焼きと稲荷ずしをいただきました
そして…本殿から千本鳥居をくぐり山頂の一ノ峰に至りました
そこから「山科抜けられるんじゃね?」的な軽い気持ちで脇道を下りて行って…全く違う深草方面に出たのでした
うん、そうなるって知ってた
しかしながら目指した場所とは違ったけれども
竹林を抜けるとそれはそれは長閑で美しい、季節が違えば桃源郷かとまごうばかりの景色に至りました
健脚なお連れと歩きながら気がつけば馴染みのある場所に出て
伏見の路地を楽しみながら一駅分さらに歩いて電車に乗って帰路につきました
いやー歩いた歩いた16,451歩9.6㎞、山道だったので堪えたー
因みに昨日の約10倍やしな!
思い付きでやることではないけど勢いで結果オーライな一年となるのかしら
御神籤は「末大吉」でした、付き合ってくれた人が「大大吉」だったのですごく嬉しい
佳い一年になりますように

手渡しし双眼鏡に柿の実を啄む目白みつけて笑みき
たどり来し街道沿いの店閉まり伏見人形ガラス越しに見ゆ
赤き柱朽ちいるもあり横木には楔も見える千本鳥居に

あけましておめでとう御座います

2022-01-03 13:33:03 | 日記(よしなしごと)

あけましておめでとう御座います
今年もよろしくお願いいたします

大晦日は娘ふたりと母と女三世代の鍋パでくれて
あけて元旦は今年も無事に菱岩のおせちをいただくことが出来ました

昨日までに娘たちは東京に
母は大阪にかえり
今日は久しぶりに静かでうららかな時間となりました

もう少ししたら犬の散歩に行くつもり

今年も猫3、犬1、亀1みんな元気に暮らせますように

かすかなる猫の水飲む音きこゆひとり雑煮の残り食むとき