MINORI(みのりのブログ)

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豊洲問題

2016年10月07日 | 新国立競技場・豊洲問題
豊洲移転問題で毎日ニュースは大変。
青果棟地下の汚染水問題が一番に取上げられているが、
あれは予想の範囲内だったのだろう。
建物を計画する段階で、あれだけの計画なら
地下水位のレベルは年間を通じて測定し予想しているはず。
それを踏まえて計画されたのは明らかである。

折角3分の2の汚染土壌を入れ替えたのに、
(その汚染土はどこへ処分したのか?が気になるが・・・)
なぜ青果棟だけ地下を設けたのか?
メンテナンスの為・駐車場として使う為・・・
色々言われているが、
あれは予算と今後の水位・汚染の確認の為であろう。

それにしても、沢山のお金を掛けて盛土したのに、
これで盛土部分も汚染水で一杯という事が解かる。
地下水を馬鹿にしてはいけない。
地下水の勢いというものは凄いものである。

福島原発の汚染水処理でも、
地下に凍壁を作って止め様としたが失敗。
最新の技術でも自然の力には敵わない。

汚染水の処理は大丈夫だろうか?
あれだけの汚染された水があるのだから、
地下水・雨水は自然に廻りの低い方へ流れる。
海にも影響が出るだろう。

小池新知事も頑張っているが、
都庁職員も都議会もまだまだ根本を解かっていない。 
情報開示も黒く塗られた情報では何にもならない。
いまさら誰が指示して、誰が決めたなんて言ったって仕方がない。
一日も早く全て明らかにして、次に向わなくてはいけない。
どんどん被害は大きくなるのだから。

動きの悪い者・危機感の無い者は
都庁職員も都議会議員も切ればよろしい。
小池知事は正しい事をやっているんだから・・・
正しく流れ始めた風はドンドン加速させねばならない。
頑張れ小池さん!!!



エンブレム

2016年04月23日 | 新国立競技場・豊洲問題
あれだけ大騒ぎした東京オリンピックのエンブレム。
再度の公募で出て来た案が、絞って4案。
どれもこれもパッとしない。
没にされた前の方がよほど良かったと私は思います。
4案に絞って世間の意見を聞く???
本当に聞いているとは思えない。
自分達の選考力の無さを世間のせいにしたいだけ。
エンブレムも競技場も無駄な時間とお金を使うだけ。
無駄な人間がウヨウヨいすぎるのだ。
東京オリンピックは2回目なんだから、
前のオリンピックの物を使えば良かったのだ。
あの頃のデザイン業界はまだまだこれからの世界だった。
誰しもがチャレンジして、個性的なデザインが多々あった。
今の時代では、何をやっても「どこかで見た?似ている?」は避けられない。
デザイナーも建築家も本物だった。
丹下健三の代々木は今だに世界に誇れる建築である。
自分の力を目一杯出し切るのがこの世界なのだ。
若きデザイナー・建築家を目指す人にトコトン頑張ってほしい!!

新国立競技場のその後

2015年12月23日 | 新国立競技場・豊洲問題
B案に決定して発表された新国立競技場
余り話題にならないのが気になる。
当初の案で既に支払った金額
ハディド氏のデザイン監修が約14億7千万円。
日建設計、梓設計、日本設計、アラップ設計共同体の設計業務が36億5千万円。
施工予定業者で設計にも携わった大成建設、竹中工務店の技術協力が約7億9千万円。

14億7千万円も払ったザハさんが協力するどころか、
実現可能な案を提出できなかった事で解かる様に、
当初のデザインでは工費・工期全ての面で不可能。
おっしゃる通り、今後の世界コンペには大きな影響を与えるだろう。
根本的に当初から、オープンコンペにした政治家、組織委員会の思い違い。
審査員・応募規定の甘さ・公募した段階の総工費1300億円を審査できなかった審査委員。
相変わらず完全な情報提供、開かれた審査状況はまだまだ・・・
当初のデザインコンペなら、選んだ以上何が何でも完成させるのが常識。
有名な「シドニーのオペラハウス」なんて、ほんの簡単なスケッチで選ばれ、
大変な費用・工期を経て完成されたのは誰もが知っている有名な話。
今回の様な、期日・予算の決まっているものを、
デザインコンペにした事に一番の問題があったのだ。
日本の有名建築家が日本ではなく、
世界のお金持ち(オイルマネー・独裁国家等)の仕事ばかりに向いている。
金にいとめをつけられずに、好きな様にデザイン・設計できる。
素人でも知っている、亡くなった丹下健三・黒川紀章を始め、
今回のザハさんも、A・B案提出者もその方向にある。
今回の共同提案者のゼネコン各社もその方向にあるのだ。
これを肝に命じて、これからの公共建築・デザイン募集等のコンペはしっかり行ってほしい!

新国立競技場決定

2015年12月22日 | 新国立競技場・豊洲問題
新国立競技場の案がA案に決定した。
私としては残念の一言。
1550億円の工事費が一番のかせになり、
どちらの案も奇をてらった案ではなく、現実的な案。
どちらも神宮の杜を意識しての計画。
どちらも大手ゼネコンと組んだ工期・工法・工費等を十分検討した案。
一番残念なのは、若い建築家の挑戦提案が一つもなく、2案のみであった事。
ここまで現実的な条件を付けての提案募集では、
実績のない若い人にはコネクションが無く無理。
結果、有名建築家2名となった。
余りにも現実的な案となるのは致し方ない。
工費ありき、工期ありきではこれ以上のプレゼンテーションは不可能である。
どちらの案も間違いない物ができる事は確か。
全般的な評価ではB案の方が勝る項目が多いとの事だが、
決定的な点数差は工期の現実性との事。
結果、役人というか、素人の評価というか、
東大教授の隈さんの勝ち、当初より係わってきた大成建設の勝ち。
大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体の勝利となった。
2案の公表があった段階から、プレゼンテーションをしっかり見てきた。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/tabid/474/Default.aspx
工期の現実性に関しては、B案もしっかりした工期があり、
何らかの事で工期に遅れが出た時の取り戻しの計画提案まである。
巷では、もう色々言われているが、
決まった物は決まった物。
工費は消費税2%UPは認めるが、
ここまで評価を受けた工期は絶対に守ってもらい、
パラリンピックをまず大満足・大成功させてほしい。
何だかんだ訳の解からない森元首相もご納得として頂きたい。
皆さん、最後まで注目を忘れないで下さいよ!

おもてなし競技場

2015年07月28日 | 新国立競技場・豊洲問題
新国立競技場問題はゼロベースで考え直す事になった。
なのに、いくらが適当か?何て言っている・・・
そんな事だから、ゼニ(銭)コンの思うがままに工費は高くなる。
物価高・消費税・人手不足・・・色々勝手な理由を付けてくる。
公募した段階の総工費1300億円が基本目標!
全てが決定しなおしてから、問題が出れば仕方ない。
とにかく、間違いない案を早く決める事だ。
私としては、当初の条件はクリヤーするのは当たり前と考える。
それにプラスしてほしいのが「オモテナシ」だ。
日本らしい気使い・さりげなさを表現するソフト面の充実を期待する。
名付けて「おもてなし競技場」の提案である。
まづ、世界的な感覚を持った若い担当者(プロデューサー)を抜擢する事。
万博やオリンピック等のビックイベントがあると必ず出てくる・・・何てもうダメ!
過去の栄光・実績だけで決める姿勢があるから間違えるのだ。
もっともっと若い人達が発言・行動する事を大いに期待しています!!
自分達の日本の2回目のオリンピックなんだからね!

「新国立競技場」の計画

2015年07月21日 | 新国立競技場・豊洲問題
「新国立競技場」の計画を白紙に戻した件。
それぞれがそれぞれの立場で意見が飛び交っている。
国民は、
「間に合うの?」
「本当に安くなり、財源は大丈夫?」
「誰が責任持って先導するの?」
を気にしている。
とにかく早く決定するのが大切。

デザインコンペの募集要項「いちばんをつくろう」から・安藤忠雄のコメント、結果発表などなど、今なら見れます。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/home/tabid/441/Default.aspx
白紙になったので日本の事だから、削除される事のない様にしてほしい。
早めにご自分の目で見て下さい。

既に支払った金額。
ハディド氏のデザイン監修が約14億7千万円。
日建設計、梓設計、日本設計、アラップ設計共同体の設計業務が36億5千万円。
施工予定業者で設計にも携わった大成建設、竹中工務店の技術協力が約7億9千万円。
との事。
14億7千万円も払ったザハさんがもっと協力する姿勢があり、
審査委員長を始め、関係者がもっと意見・協力・指導ができていれば、
もう少し違った結果にもなっていたかなぁ。
ザハさんを始め、一部施工に掛かっている建設会社等も、
違約金なんてヤボな事はないようにして、
全てが協力的な運営をしてほしいもの。
日本の国民性・技術力・結集する力を大いに発揮しましょう!!

安保法案・新国立競技場・又吉?

2015年07月18日 | 新国立競技場・豊洲問題
色々と日本のニュ-スが忙しく、騒がしい。
「安保法案」の無理やり採決。
何故?安倍政権はこんなに焦っているのか???
アメリカで偉そうに約束してきたからか?
何処を向いて政治をしているのか?国民じゃないのは確かだ!
支持率低下どころか、自民党政権の危機を感じているのは本人が一番。
その矛先を少しでも和らげようと、
あれだけ無理やり続行しようとしていた「新国立競技場」の計画を、
今度は一転して白紙に戻すとの判断。
2年前から計画に警鐘を鳴らしてきた、
槙文彦氏を始めとする有識者の意見を無視してきて、
切羽詰った今頃になってやっと白紙。
簡単に「白紙」という事自体、
事の重大さを如何に認識していないかが解かる。
やっと口を開いた安藤忠雄審査委員長も言った様に、
「国際デザインコンペ」で選んだ案を、設計料13億円を払ったから「白紙」にもできると思っている。
名誉毀損の訴訟問題や慰謝料が又問題になるだろう。
そして何よりも、日本の信用が無くなる事を何も考えていない。
いつまでも担がれていい気になっている森喜郎元首相なんて最悪だ!
「あのデザインは嫌だった、生がきみたいだ。」なんて、
発言する事自体、自分の立場も国の事も何も考えていない証拠。
一日も早く、組織委員会会長は辞めさせるべきだ!
又、とんでもない「失言」を繰り返す事間違いなし!
「新国立競技場」の問題は、国際的に認められている槙さんに骨を折ってもらうしかない。
こんな尻拭いを槙さんもやりたくないだろうが、他にまとめられる人材はいない。
値段を吊り上げ、儲ける事しか考えていない大手ゼネコンも、
もう少し国を上げてのオリンピックに本当の意味のある協力する考え・体制が必要。
何も、昔の「間組の皇居1円入札」をしろと言っているのではない。
日本の建築界の技術の高さ・確かさを示す良い機会なのだ!
本当の「おもてなし新国立競技場」を成功させよう!!
又吉はオメデトウ!

新国立競技場

2015年07月12日 | 新国立競技場・豊洲問題
新国立競技場の建設費でもめている。
2520億円という桁外れの金額。
安藤忠雄が審査委員長で選んだ。
当然、施工費の規定もあったはず。
どう見ても「ヘルメット」としか見えないデザイン。
愛称もへったくれもない。
安藤自身、自分の若い頃の作品はローコストや建設費の段取りまでして、
素晴らしい作品を沢山世に送りだした。
しかし、大きな作品を頼まれる様になってから、何故かおかしくなった。
予算をど返しの作品が多くなった。
二度目の「東京オリンピック」
国も都も国民も、今までにないオリンピックを目指して浮かれた。
その結果、この大問題に発展したのだ。
前回のオリンピックの時の、丹下健三さんの「代々木体育館」の様な、
いつまでも残したい作品はなかなか出てこない。
やはり、槙さんが言う様に、早く代替案を出して進めるべきだ。
後から屋根を架けるにも、又多くの予算がいるし、
維持するにも莫大なお金がいると解かっている建物にこだわるのが理解できない。
枡添都知事も、その辺をしっかり見据えて対応してほしいもの。
多くのお金をどうするか、若い世代に押し付けてはいけない。
もっとソフト面にキチッとお金をかけた方が良い。
「おもてなし」で勝ち取ったオリンピックなのだから。