就職戦線真っ只中を考える

就職戦線真っ只中ですが、
今年は３月から解禁との事で、
４年生になる前から就職活動。
やはりどこか間違っている様に思う。
卒業できるかも分らない内に獲得する。
いくら売り手市場と言われる今だが、
所詮企業側は若い人材を安く沢山ほしいだけ。
始めから離職率５０％は見込んで募集している。
コツコツと育て上げる企業信念を持っている会社は少ない。
ましてや未来を予想して今何をすべきか？
を考えている企業はほんの少しである。
目先の利益ばかりを追求し、
人材は使い捨てと考えている企業がいかに多い事か。
若い人達に言いたいのは、
自分なりの夢・生き方を実現する為にはどうすればよいか？
をじっくり考えてほしいと言う事。
つい目先というか、現在元気で人気のある企業に入りたい人が多いが、
人気があるという事は、それだけ優秀と言われる人材を集め、
競争させる事で、次の飛躍をしようとしている。
だから、そこではじき出される人材も多くなる。
折角の優秀な人材が使い捨てされるのだ。
企業もスポーツも、人は自分なりにやりたい事でなければ伸びない。
チャンスというのは中々巡ってくるものではない。
自分を生かすチャンスを増やせる事を考えるのも大切。
よく例えで言われるのが、プロ野球のノムさんこと野村克也さんの話。
彼は新人で球界に入る時に、
「自分がいち早く一軍で活躍できるチャンスの多い球団はどこか？」
を考え、捕手（キャッチャー）が一番手薄な南海に入ったとの話。
チャンスが無ければ、自分をアピールすることもできない。
人生のチャンスは均等に与えられるものではない。
それなりに考え努力し、
自分を生かすチャンスを創るくらいのたくましさを持ってほしい。
そう考えれば、今人気の無い職種をあえて選ぶのも一つの考え方。
自分を高く売ることも大切だが、
自分を正当に評価してくれ、やりたい方向の仕事に就ける事も大切。
所詮まだまだ白紙というか、どうにでも染める・染まる事ができるのが若さ。
焦らず、じっくり自分の道を決めてほしい。やり直せるのも若さだ！
頑張れ！自分の未来の為に！！