絶対あってはならない事

今日の朝刊１面に、「免震材データ改ざん」
東洋ゴム工業の免震装置のゴム材料の一部が、
建物の揺れを抑える性能の基準を満たしてなく、不正な認定を受けていた。
絶対あってはならない事が又起きた。
５５棟もの建物が違法建築物となった。
２００５年の「構造計算書偽造問題」
元１級建築士・姉歯秀次、木村建設の元社長・木村盛好、指定確認検査機関イーホームズ社長・藤田東吾など、
容疑者計８人が逮捕された事件。
その後、建築界は大揺れ、大変な迷惑を受けた。
それ以来の、建築業界を揺るがす大きな事件だ。
グルメレポートで美味しくないのに美味しいと言うのとは違うんだから。
人の生命に係わる事なんだから、絶対にあってはならない。
認定した国交省は、認定の取り消しだけの問題ではない。
メーカー任せの対応・調査・報告だけでなく、
キッチリ指導できる体制を作る事が大切。
「姉歯建築物が、その後の震災でもビクともしなかった」等と
一部でバカどもが騒いでいるらしいが、基準という物は当然余力があるもの。
余力を含めて基準というものなのだ。
そんな事も解からない人間が、技術者・職人になってはならない。
自分の仕事に、もっと誇りと責任を持ってほしい！