オートキャンプは去年の暮れ以来だ。
『Snow Peak 奥日田』に行った。
というより、旧椿ケ鼻ハイランドパークと言った方が、ピンとくる人の方が多いだろう。
標高900m以上に位置するオートキャンプ場である。
29日
さすが山の気候である。
天気予報では、昼から晴れの予報であったが、現着した時(2時過ぎ)は、釈迦岳方面は全面ガスに覆われていた。
久々と言うのに、雨のキャンプである。
ただし、そんな事ぐらいで私は落胆などしない。
自然相手の遊びなのだ。雨また良しである。
キャンピングカーだ。サイト設営などはすぐ終わる。
悠然と椅子に腰かけた。
する事がなけりゃ、こうする。
仕方がない事なのだ。
そうこうするうち、もう一台の連れも到着。
たちまち、本格的な宴会に突入である。
もこの椅子だ。
いったん濡れた芝に降りて、車内と椅子との往復を繰り返すものだから、両方とも泥だらけになると言う、悲惨な結果に終わる。
焚火着火!!
何しろ寒い!
標高が高いのと、風雨の中のキャンプである。
気温は15度から17度、夜は11度くらいまで落ち込んだ。
火床3連チャン。
無論それぞれ用途は違うが、ちとくどいか。
風が強まる。
一人がオーニングをロープで補強、なんとか強風に耐える。
私はそれを見守ると言う重要な役割を担った。
酔っ払いどもも、やるときゃやるのだ。
軟弱者のもこ。寒さにブルブル震える。
家内に抱っこされ、さらにこの後ダウンコートにくるまる。
情けなし。
料理自慢の連れが、男のアウトドア料理を作ってくれた。
チキンスープ、激ウマである。
最後にソーメン投入して食べたが、これまた抜群に旨かった。
この日は、ここのサイトには私ら以外は1組だけであった。
そちらの組は早々に就寝したようだ。
静かに、騒がずに、尚且つ、雨にも負けない酔っ払い達の夜は更けゆく。
30日
雨は上がったようだ。
広いキャンプ場内を散歩した。
標高900mのキャンプ場は、早くも秋の装いだ。
これは何の実だろうか?
独特の模様である。
このあたりはシンテッポウユリが群生している。
このキャンプ場は、温泉も併設している。
窓からは阿蘇五岳や祖母が望めた。
二日目、アウトドア料理人は、ダッジオーブンでスモークとローストビーフ(撮り忘れた)を振る舞ってくれた。
晴れ間、広がる。
ただし、風強し。
オーニングはこの日は出さないことにした。
もこの視線の向こうにあるのは、
この日のメインのバーベキューだ。
キャンプでバーベキューっていつ以来だろうか。
ながらくやった記憶がない。子供が小さかった頃以来ではなかろうか。
味噌田楽までコンロに乗る。
ハイブリッドバーベキューである。
風がさらに強まる。
比較的風が弱い、スワローとコテージの間に移動。
当たり前だが、普段はオーニング側の左側にサイトを作る。
こちら側からの眺めは新鮮である。
なんてったって、影絵だってできるのだ。
新たな発見である。
いや、
何も言わなくていい。
どうでもいいって事は分かっている。
つーか、
反省しない酔っ払いたちは、初日と同様の夜を過ごすのであった。
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