Tシャツとサンダルの候

釈迦岳中継所から、阿蘇、祖母、久住、由布の大パノラマを望む。

31日

 

快晴。

本来、釈迦岳に登るつもりであった。

だがこの日もキャンプ場付近は快晴とはいえ、釈迦岳には時折雲がかかり、下から見ると不安定である。

 

軽装備しか皆用意していないし、

一人が、

「車で登れるけん、車で行こうか。」

 

瞬時に、皆賛成した。

 

 

『無理しない』というキーワードが、連日の深酒にグダグダとなった体には大切な事なのだ。

もともと風が強い地域なのであろう。

風力発電のプロペラがキャンプ場のすぐ上に設置されている。

このプロペラ付近から車道が頂上付近まで続く。

 

 

山道をしばらく登ると、釈迦岳中継所がある。

このレーダーは雨粒の量を測定する装置で、ここを含めて3か所だけで、九州全域の雨量を観測しているのだそうだ。 

 

雨量って、レーダで測ってたんか。

なんかの器に溜まった雨の量を測ってた訳じゃないのね。

正式には、

『国土交通省釈迦ケ岳レーダー雨量観測局レーダードーム』と、言うらしい。

この観測所は、展望台も兼ねている。

九州山地が一望だ。 

折り重なる山稜が遠く彼方まで展望できる。

阿蘇五岳、祖母山、九重連山、万年山、由布岳等の名峰や、通いなれた高良山とそれに連なる耳納連山も見える。 

展望台からすぐ下に本来目指すべき、釈迦岳山頂への登山道が見えた。

とりあえずそこまで行ってみた。 

 

ここから、トトロのトンネルみたいなところをくぐり降りていくようだ。

現在の天候なら山頂までいく事は、左程難しくはない。

しかしここまで登ってくるのに、連れの車に同乗してきた。

あいにく、靴はスワローの中に置いたままだ。

 

さすがにブログタイトル通りのTシャツとサンダルだけでは、歯が立ちそうにない。 

 

あらためて諦める。

いくつか草花の写真も撮った。

展望台に無造作に咲いたキンミズヒキ。

この実は、皆目わからぬ。

 

ホウヅキ

 

マムシ草?

 

雲行きもいつまで持つかわからないし、そろそろ降りる事にした。

今度来た時には、必ず自分の足で登りたいと思った。

 

 

 

と、かっこよく言ってはいるが、帰ってきて体重計に乗ったら、

 

 

 

 

3日間で2.5kg 肥っていた。

 

根が生えたように、椅子から動かないで、一日中食っちゃ飲みしていたツケが回ってきたようだ。

即刻、高良山登りだ!

 

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