九州を旅していた間、猫達は娘のアパートに預けていた。
先月末、旅から帰ってきた時、娘に、猫達を貰いに行くと告げると、
「え、もう?もうちょっと、預かっててもよかよ。」(娘)
ハッキリ言え。
要するに、猫達と別れたくないんやろ。
そんな訳で、猫預かり期間は1週間の契約自動延長となっていた。
だが、いつまでも娘に負担をかけてもいられない。
給餌は勿論の事、猫のトイレの掃除など、毎日やる事は多い。
更に、予想された事とはいえ、預かり期間中、フクは何度か猫ベッドや娘の大事なソファーに、オシッコをしてしまっている。
特に最近では、フクは相当ナーバスになっているようだ。
いつまでも甘えてはいられない。
てことで、土曜日娘のアパートに行ってきた。
ピンポーン
・・・お前ら。
案の定、私達の姿を見ると、ベッド下に隠れる猫ども。
いい加減にしろよ。
俺だよ俺。忘れたとは言わさんぞ。
とっとと出てこい。
黒猫ゲットー!
『フニャー』
焦げ茶色もゲットー!
『フニャニャ!』
やれやれである。
娘も一緒に猫達と帰宅。
道中、ケージのなかで、どちらかの猫がゲロするは、どちらかがお漏らしするは、どちらかがウンチするは、大騒動である。
「お父さん、臭い!!」(娘)
俺が臭いみたいに言うな!
家に着いてすぐ、二匹の猫は、大嫌いなお風呂に入れられたのは言うまでもない。
『ストレスの上塗りやんか』(フク)
前回、娘の所に預けた時は、ここまでは無かったのにな。
やはり、猫たちにとって、環境の変化でストレスがかかっている上に、車での移動はさらに追い打ちをかけるのだろう。
俺たちの勝手な都合で・・・ごめんな。
一日経ち、
フクも、
ウメも、
いつもの姿に戻ってくれたようである。
この姿を見ていると、次の旅行が、今から心苦しくなっている。