山を降りたら次の場所は決まってる。
例の湿原だ。
ワンパターンではあるが、私らの鉄板の組み合わせなのだ。

天山のお目当てはヤマトキソウ。
この湿原では、

『山』はとれるが、やはりトキソウだ。

草間に咲く朱鷺色の花。





キスゲ

オカトラノオ

カキランもチラホラと湿原を彩りだした。


ヒツジグサ

モウセンゴケ

こちらでも開花である。

ツチアケビ

イチヤクソウ

コバノトンボソウ

オオバノトンボソウ
トンボとくれば、当然本物の蜻蛉だ。

湿原のアイドル、ハッチョウトンボ。
湿原の緑に、鮮やかな赤がよく映える。

日本最小の蜻蛉
2cm程の大きさしかない。

キイトトンボ

ショウジョウトンボ

シオカラトンボ♀

イチモンジチョウ

恥ずかしがり屋のトノサマガエル。
出てくるのを随分待っていたが、遂に水草の下から出てこなかった。
湿原を後にして、駐車場へ。

イワガラミ
「オッチャン、あれって。」

ヤツが指さす方向を見ると、枯れ枝の巣が見え、見慣れぬ冠羽を持つ幼鳥が4羽いた。
その時帰ってきたのは・・・

「やっぱアオサギや。子育ての最中たい。子育てと言えば・・・」
「帰り、あそこに寄って行こうか。」
しつこく続く。