紺碧の空が広がる天山へ。

山頂。
ここからは、いつものように稜線歩きである。
この時期の稜線のお目当てと言えば、

ヤマトキソウだ。





小さな小さなおちょぼ口。
例年に増して多く見られた。

その他は、

「あった!バイカイカリソウみっけ。」(家内)

うつむきがちな清楚な白い花が、可憐に葉陰に揺れる。


キュウシュウコゴメグサ

ヒメハギ

湿地でもない稜線の一角に、何故か群生しているモウセンゴケ。

元気に開花中である。

コバノギボウシはこれから。
天山稜線は蝶や鳥で賑やかになってきた。
一応図鑑やネットで調べてはいるが、
「全く当てにはならない!」
と、口に手を当て、高らかに宣言しておく。

ツマグロヒョウモン

シジミチョウまでは分かるが・・・

ヒメウラナミジャノメ?

モンシロチョウ

野鳥では、ウグイスの囀りが圧倒的だ。
とは言え、中々見つけられないのだが。
そんな中で、間抜けな一羽がこれである。

そしてこの巨大な鳥は、
えーっと、図鑑によると・・・
なんつって。

突如稜線上に現われた、自衛隊多用途ヘリの爆音を聞きながら、サンドイッチを頬張る。
乙なもんである。

ヤマボウシ

イワガラミ

マタタビ
続く