菊池渓谷から一路進路をとったのは、

ここ、
ヒゴタイ公園である。

公園の名が示す通り、辺り一面にヒゴタイが咲き誇る。

高原を渡る風に揺れるヒゴタイ。

真夏の太陽が照りつけるミソハギの群落。
ここに私達の探し物がある筈だが・・・
それを見つける為、目から光線が出るくらい凝視する私達。
ジ――――
「いた!」
「イエーイ、見っけ。」

幸せを呼ぶ青い蜂、
ブルービーこと、ルリモンハナバチである。

ブルービーの主な活動時間は、11時から15時にかけて。
タイミングもドンピシャリだ。



花から花へ、一時もじっとしていない。

都合5~6匹はいただろうか。
こんなに多くのブルービーに出会えたのは、この日が初めてである。


ミソハギの群落には、ブルービーの他にも、様々な虫たちが憩う。

蜜を吸ったり、

羽を休めたり。

直射日光の下での長時間の撮影。
さすがに焦げてきた。
ローストチキンになる前に、園内をグルッと回るとするか。

ソバナ

キスゲ

コオニユリ

マツムシソウ

カワラナデシコ

イブキトラノオ

アソノコギリソウ

オミナエシ

クルマバナ

タカトウダイ


シデシャジン

コバギボウシ

ヤマホトトギス

フシグロセンノウ

シュロソウ

ワレモコウ
午前中、虻に噛まれて大騒ぎした奴がいた気もするが、
今年もまた、ブルービーを見られて何よりである。
めでたし。めでたし。
「目出度くなか!」