Tシャツとサンダルの候

樫原湿原&天山に遊ぶ その2

樫原湿原を移動。天山天川登山口に向かう。

登山口へは、40分程で到着予定である。

移動中、ポツポツと雨がちらつくも、

天川駐車場に到着した頃は、雨は降り止んでくれた。

ただし、山頂は雲に覆われたままである。

 

ま、大丈夫やろ。

登ろうぜ。

アカバナユウゲショウ

天山は5日前に来たばかりであるが、その5日の間に花々は、すっかり様変わりをしていた。

オオイヌタデ

消えゆく花あり、これから咲こうとする花あり。

5日前とは、随分、風景が変わっているのだ。 

ツリフネソウ

 

ウド

 

アキノタムラソウ

 

消えゆくヤマジノホトトギス。

5日前に登った時は、山道の両脇を2種類のホトトギスが、賑やかに彩ってくれていたものだが、

確認できたのは、この一輪だけとなっていた。 

ホソバシュロソウも、既に実がついている。

 

シギンカラマツ

これは、前回見つけられなかった花だ。

頂上近くの登山道の脇に、ひっそりと咲いていた。 

間に合って良かった。

3連休の最終日。

山頂は、ガスに覆われて、生憎の視界だが、多くの家族連れで、賑わっていた。 

天山は、大急ぎで秋の舞台へと、姿を変えつつあるようだ。

 

5日前、

あれほど頂上稜線を埋め尽くしていたマツムシソウも、この舞台から退場しつつある。

めっきり少なくなってきた。

 

山頂を通り過ぎ、七曲り峠方面へ緩やかな稜線を行き、トリカブトに会いに行く。

なんのフン?

鹿? 

オトギリソウ

 

ユリ? 

 

サイヨウシャジン

 

代わりに、颯爽と舞台の中央に躍り出たのは、このトリカブトである。

 

前回は、笹の小径を分け入って行き、やっと見つけたのだが、今回は、あちこちに姿を見せてくれている。

 

ツルリンドウは、相変わらず元気である。

 

キュウシュウコゴメグサ

 

山頂方向を振り返った。

やや雲が取れてきたようだ。

その先で、ぼちぼち昼飯にしようぜ。

 

道の駅で買った、パンやらなんやらを広げるオバサン二人。

家内がこれからしたいと言う、ボランティアの件で、すっかり盛り上がっている。

因みに、画像ではわかりにくいが、飯を食ってるすぐ目の前に、猛毒のトリカブトがあったりする。

食欲が増すってもんだぜ。

 

物の本によれば、九州にはトリカブトは無い事になっているらしい。

出版社の担当者諸兄よ。

ここまで来て、見てみるがよかろう。

眼の前の緑の稜線は、天山スキー場。

シーズン以外は、ゲレンデの駐車場を、ドリフト場として運用している。

ここまで聞こえてくる『バウバウ!キキキー!!』のドリフト音の、何とうるさい事よ。 

有明海方面。

この日も島原半島は見えず。 

頂上付近に戻って来た。

子供たちの歓声が上がっている。

天山の天川ルートは、子供連れでも気軽に登れる、ハイキングにピッタリの山なのだ。

ぼちぼち、俺たちも帰ろうか。

 

今度は何時来ようかな。

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