白水溜池堰堤(通称白水ダム)がいいらしい。
晩酌の後、何ともなしに「近代化遺産」でググっていたら、この項目に行き着いた。
山間の道を案内に従って進むと、
あれだな。
昭和13年竣工
大分県近代化遺産&国指定重要文化財
すんけえぞ、これ。
向かって左側が独特である。
この芸術的とも言える流麗な形状は、
流れ落ちる水の力を減じ、この地方独特の脆い地盤を守るためだとか。
まるで羽二重を置いたようだ。
織りなす模様は鱗にも見えるね。
これなどは、ほとんど純白のレースカーテンだ。
右側の石段も、水圧分散が目的だとか。
同じ目的でも、左右で形状が丸っきり違う。
風の音がうるさけど↓(動画29秒)
『日本一美しいダム』の呼び声もあるらしいが、それも頷ける。
もっとも、ダムの規定の『堤高15m』を充たしておらず、正式には『堰堤』だ。
まあ、細かいことは言いっこなしだ。