今年のオーケストラ・プロジェクトは東京オペラシティ コンサートホールにて、山本準の『ディナミカ・インプルシヴァ~オーケストラのための~』が初演です!
オーケストラ・プロジェクト 2023「リゲティ生誕100年、ラフマニノフ生誕150年、ロマンの断絶を超えて」
2023年12月1日(金) 開場18:30 開演19:00
東京オペラシティ コンサートホール(京王新線「初台駅」東口下車徒歩5分)
一般4,000円 学生2,500円
http://www.orch-proj.net/
【プログラム】
山本 準:ディナミカ・インプルシヴァ~オーケストラのための~(初演)
中川俊郎:管弦楽のための スキーム 26212928 (初演)
鈴木理恵子:天空の一期一会 - フルート、チェロ、茶道とオーケストラのための (初演)
小栗克裕:独唱と管弦楽のための〜夜~(初演)
【出演】
指揮:水戸博之
バリトン 青戸 知 (小栗作品)
フルート 木ノ脇道元(鈴木作品〕
チェロ 上森 祥平(鈴木作品)
茶道 河原 宗薫 (鈴木作品)
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
以下のプレイガイドで買えます
■イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/3908150001-P0030001P021002?P1=1221
■ チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2325173&rlsCd=001
■Googleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeQazRpM0K3x6dHT-xVIIcdi1WeRu7R_s7jWtpWbz7MX2P2Lw/viewform
■東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(10:00~18:00 土日祝休み)
■東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999(10:00~18:00 月曜休み)
フライヤー裏面
山本準オフィシャルサイト
https://jun-yamamoto.wixsite.com/jun-yamamoto
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/JunYamamoto-music[てるみんるーむを開く]
安川 徹さんの「Solitude of Morning Twilight」Op.188 no.4 嬰ニ長調(2023)を、作曲者の安川さん(ピアノ 長崎)と三毛子(テルミン 東京)で演奏しました。
「Nocturnal Labtrinth」と対になるアンサーワーク、あちらが黒ならこちらは白ですね。
永遠に終わらないかとも思えた夜がついえ、迷宮は朝日に消え失せて、この手に残るのは一縷の寂しさ。 夏休みも終わっちゃうのか・・・
by 三毛子
前作の「Nocturnal Labtrinth」があまりに暗すぎて救いがないので、アンサーワークとして同主調の嬰ニ長調(!)で創ってみました。 穏やかで、でもちょっと寂しげな朝の光を感じていただけたらと思います。
by YASKAWA (Moclin) Toru [てるみんるーむを開く]
もくりん(安川 徹)先生からの夏休みの課題が漂着したので、サラリとした感じに弾いてみました。 でも、コード付けとかけっこう濃いですよ。 編曲者のもくりんさん(ピアノ 長崎)と三毛子(テルミン 東京)で演奏しました。
遊び弾きで即興編曲なんてことをやってたんですが、なんか気に入らなくてちゃんと楽譜(とわゆってもコード譜)作って伴奏を弾いてみました。
その上に三毛子さんの素敵なテルミンと動画を添えていただきました。
歳のせいか、こゆ歌詞が沁みるんですよねぇ、最近。
by YASKAWA (Moclin) Toru
というわけで、もくりんさんから椰子の実が流れ着きました。
胸に当ててみると、今はもうない故郷の惑星が思い出されて・・・という妄想に涙ぐんでしまいました。
そんな気持ちでテルミンを弾きました。
ところで、この動画に登場する実は子供のときから持っていたもの。 彫られた模様からずっと椰子の実のような気でいたけれど、椰子の実がこんな小さなわけはないですよね。 いったい何の実だろう?
by 三毛子 [てるみんるーむを開く]
安川 徹さんの「Nocturnal Labyrinth」Op.188 no.2 嬰ニ短調(2023)を、作曲者の安川さん(ピアノ 長崎)と三毛子(テルミン 東京)で演奏しました。
蝉が鳴いていますね、夏休みの音楽室で合奏したみたいな仕上がりになりました。
ピアノは Werckmeister III 442Hz で調律されているそうです。 しかも調はdis moll(嬰ニ短調)で♯(シャープ)が6つ、なかなかに迷宮です。 安川さんらしい甘美なコード進行に迷い込んだら二度と戻って来られないかもしれません。
by 三毛子
「ゆめのかたち」シリーズ、全1001曲が完結して、2020年に始めたこの「旋律集」、気がつけばいつの間にやら150曲を超えてしまっておりました。その中でもひときわ暗いこの一曲、曲調とテルミンがなんとも言えない雰囲気を醸し出しているのではないかと思います。
聴いているだけで地の底に沈んでいくような絶望感を存分に味わっていただけたらと思います。
by YASKAWA (Moclin) Toru [てるみんるーむを開く]
中島みゆきさんの「恋文」をタンゴ風にアレンジしてテルミンで演奏しました。
原曲のコピーではなく、タンゴの楽曲だったらと考えてイメージを膨らませました。 いろいろなところから要素を借りてきて、ピアソラにもトリビュートしています。
Claravox Centennial Thereminはクォンタイズという機能を持っていて、本来右手の位置に従って無段階に変化する音程をクロマチックに補正することができます。 今回はバンドネオンの音に近づけるためにクォンタイズを使いました。 100%にしておけば音程がピシッと決まって楽なのかというとそうではなく、思ったピッチに吸い付かず、カチコチに固まって演奏しなければならない修行みたいになってしまいました(^^; 当然ビブラートもままならないので、クォンタイズ量を下げて少し緩くしてあります。 [てるみんるーむを開く]
1988年の映画『ラストエンペラー』のテーマ、エンドロールで流れた曲です。
作曲者の坂本龍一さんはこの曲を機に「世界の坂本」と呼ばれるようになり、活動拠点をニューヨークに移されたのでした。
世界中のみなさんと同様に、わたしも好きな曲がたくさんあり、テルミンでもたくさんカヴァーしてきました。 この曲は二胡と合奏したいと思い続けてきましたが、まだ実現していません。
とても悲しく残念なことに、坂本龍一さんは2023年3月28日にこの世を去られました。 その訃報に触れて、急きょメロディをテルミンだけで何度も弾いて、重ねて作りました。 伴奏も作っておらず、ラフですが、弾かずにはいられませんでした。[てるみんるーむを開く]
ユーミンの荒井由実さん時代の名曲です。 メロディをEtherwaveで、間奏をClaravox Centennialで弾きました。
金沢の桜の名所である浅野川のほとりで作られた曲だそうですが、この動画の映像はわたしが今年(2023年)の春にご近所で撮った桜たちです。
原曲のイメージを損なわないよう、なるべく忠実にカヴァーしました。 ピアノは本当はRhodesなのですが、手持ちの音源にはなかったのでCP80の音を元に作りました。
散りゆく桜の哀愁を歌っていると感じていたのですが、つぶさに聴き直してみると後半でベースが跳ねているのに気が付きました。 案外楽し気だったんだんですね、少なくとも細野さんはスキップするような気持ちで弾いていたのかも。[てるみんるーむを開く]
大中恩:混声合唱のためのカンタータ(交声曲)「涅槃」より、第五章の沙羅頌をテルミンで弾きました。
「涅槃」は浄土真宗の蓮光寺の住職の森正隆先生が指揮されていたコール・ルンビニーという合唱団のための委嘱作です。 森先生の詩にクリスチャンである大中先生が曲を書かれた全十章からなる荘厳な合唱曲です。
わたしはほんの数年ですが、このコール・ルンビニーに所属して「涅槃」の全曲を演奏会で唄うという経験をしました。 この沙羅頌はいちばん好きだった第五章で、お釈迦様が最後の旅で、故郷に近いクシナーラのの沙羅双樹の木の間の床でとうとう横になられてしまった場面です。
ソプラノ・アルト・テノールは柔らかい音色のEtherwaveで、バスの低い声を出すのには オクターブが変えられる Claravox Centennial が役に立ってくれました。 Claravox には追加でソプラノの1オクターブ上を舞わせて天上感を出してみました。
時は近づきぬ
蒼き月かげ満ちて 星は澄めり
樹の間のもれび ゆらぎ
沙羅双樹 声もなし
大御聖 今ここに 臥し給いぬ[てるみんるーむを開く]