Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

ラクダとチーズ

2009-12-16 | いろいろ
最近新聞で、安くて安全なラクダの肉が大人気、という記事を読みました。 え、ラクダって食べられるんだっけ? と思ったわたしは無知だったらしい。

エジプトでは経済成長による物価高で羊や牛肉などの肉類が大幅に値上がして、ロバや犬の肉を混入する食品偽装なんかも起きていて、そこで安くておいしいラクダ肉が再評価されているとか。 輸入されるラクダの、なんと9割以上は食用だそうで。
こんな感じのようです(これはオーストラリア産だけど)↓
ラクダ肉(駱駝肉のサーロインブロック)
んー、牛肉に近いのかな?

ラクダは砂漠の舟というくらいだし、てっきり乗用専用かと思ってました。 記事の中には「トラックに載せなくても市まで自分で歩くから手間がかからない」と書かれていて、なんか泣かせるわー。 「ラクダと散歩」とか「月の沙漠」とか、じゃなくてもう「ドナドナ」。

ちょっとまえからは牛肉も食べてないわたし、とうていラクダさんを食べてみる気にならず。 でも、牛乳は大好き、ヨーグルトも好き、あとやっぱりチーズ! と、すると・・・ラクダのミルクからもチーズが作れるのかな?
記事にはミルクは牛乳より栄養が豊富とされてカイロでは牛乳の倍以上のお値段と書いてありました。 おおっ、おいしいチーズができそうです。 作っている国もあるみたいだけど、とりあえずは、ご家庭で簡単には手に入りそうもないですね。

話はとんで・・・わたしがチーズでいちばん好きな種類は、モッツァレラ。 水牛のミルクから作る熟成してないフレッシュチーズです。 このごろは牛乳から作った国産のも手軽に安く買えるようになって、すっかり日常の食料品なんだけど、やっぱりほんとは水牛のがおいしい。(けど、高い)
そんなモッツァレラ好きな人専用?レストランが、オービカのモッツァレラバー。 昨年オープンしたころにたまたま通りがかって、モッツァレラのバーなんて、そんな幸せなお店ができたんだー、とひきよらせれてふらふらと入店、それ以来お気に入りになりました。 イタリアから24時間以内に空輸されたものを、あの丸いのをまるごとひとり占めして食べられます。(いや、複数人数でシェアしてもいいんだけど) ただし、落ち着いてイタリア料理が食べたい、パスタやお肉も、という時には残念ながらおすすめできません。 ひたすらモッツァレラをもりもりと食べたい時にどうぞ。

熟成したチーズだと、最近は蒜山ジャージーカマンベールチーズミニが気に入ってます。 生協で掲載されるたびに買って、これまたひとり占めして食べてます、ミニだし。 カマンベールなんて、もういまどき珍しくもなくて、めちゃ日常の食料だけど、この銘柄おいしいっ、輸入のよりも好きかも。 小さいのがまたいいのかな、皮のところが多くなるし。 で、このチーズの特徴は熟成を止めていないので、ちゃんと熟成が進むこと。 わたしは20日目くらいのところから、ちまちまと切りながら、たった60gを2、3日かけて食べます、イジマシイ?(笑) 原料のミルクが濃厚なジャージー種のなのがポイントみたい。

日本で乳牛といえば、ホルスタイン。 観賞用?の牛さんとしては白黒もようのが好きだけど、ミルク的には茶色いジャージー種がもっと増えてほしいかな。 どこかでたくさん水牛も育ててチーズを作ってほしいなー、ラクダのミルクやチーズもぜひ、と勝手な要望が暴走中。

ところで、元のラクダ肉の話に戻るけど、日本でも受け入れられるかなぁ? すでに売られてるんだから、いけるのかな。 わたしはやっぱ無理そうだけど。
他にも変わった肉というと、ダチョウとかカピバラとかいろいろありますね。 馬や鹿は食べるられる人が多いかな。 わたし実は、ヘビとカエルはいけます。 イナゴがいけますって人もいるよね。
Wikipediaで食物禁忌(食のタブー)の項目を読んでみたら、なかなか興味深かったです。
コメント (2)
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