雑貨の増殖に注意、と書いたばかりなのに、また買ってしまいました。
先日、こんぴらふねふね♪で有名な讃岐(現:香川県)金刀比羅宮の書院のお宝障壁画や奉納された絵馬などを、はるばるお参りせずとも拝めるという「金刀比羅宮 書院の美」展へ行ってきました。
大人気の展覧会とあってかなり混みあっていましたが、あの長い石段を上ることを思えば楽なもの。 いちばんのお目当てはやはり円山応挙の遊虎図で、虎は期待どおり素晴らしくて毛並も立派、顔つきは妙に愛らしくて虎がネコ科であることを再確認できるような姿でした。 もちろん、他の障壁画も素敵でした。 複製がけっこう多かったのはちょっと残念でしたが。
で、絵馬や奉納品のフロアの一角にこの子が・・・金刀比羅宮にお参りしたいけれど、遠くなので無理という江戸~関東圏の人たちが、代わりに飼い犬を旅人に託して差し向けたという風習がある(→詳しいエピソードはこちら)、という説明とともに、ちょこんとおすわりしていたのでした。
その名もこんぴら狗。つぶらな瞳、首に袋を下げているケナゲな姿にすっかりまいってしまいました。 そして、金刀比羅宮のオフィシャルな授与品であるこの子が、ミュージアムショップで売られているではありませんか! やっぱり買ってしまいました、1,000円也。 信仰とは全く無関係な「かわいい」という下心だけど、もしかしたらご利益ある?
ちなみに、この巡回展ははるばるパリまで行くそうな、江戸との距離よりもっと遠いなぁ。
先日、こんぴらふねふね♪で有名な讃岐(現:香川県)金刀比羅宮の書院のお宝障壁画や奉納された絵馬などを、はるばるお参りせずとも拝めるという「金刀比羅宮 書院の美」展へ行ってきました。
大人気の展覧会とあってかなり混みあっていましたが、あの長い石段を上ることを思えば楽なもの。 いちばんのお目当てはやはり円山応挙の遊虎図で、虎は期待どおり素晴らしくて毛並も立派、顔つきは妙に愛らしくて虎がネコ科であることを再確認できるような姿でした。 もちろん、他の障壁画も素敵でした。 複製がけっこう多かったのはちょっと残念でしたが。
で、絵馬や奉納品のフロアの一角にこの子が・・・金刀比羅宮にお参りしたいけれど、遠くなので無理という江戸~関東圏の人たちが、代わりに飼い犬を旅人に託して差し向けたという風習がある(→詳しいエピソードはこちら)、という説明とともに、ちょこんとおすわりしていたのでした。
その名もこんぴら狗。つぶらな瞳、首に袋を下げているケナゲな姿にすっかりまいってしまいました。 そして、金刀比羅宮のオフィシャルな授与品であるこの子が、ミュージアムショップで売られているではありませんか! やっぱり買ってしまいました、1,000円也。 信仰とは全く無関係な「かわいい」という下心だけど、もしかしたらご利益ある?
ちなみに、この巡回展ははるばるパリまで行くそうな、江戸との距離よりもっと遠いなぁ。
現代でも、飛行機や電車を乗り継がなきゃならないし、長い石の階段もあるし、お参りは結構大変なので・・・タロくんとジロくんを派遣しちゃうとかは?(笑)
日本にも良き時代があったのですねえ。
人の心の豊かさを感じますね。