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沙羅頌/交声曲「涅槃」より (テルミン)

2023-02-21 | テルミン
大中恩:混声合唱のためのカンタータ(交声曲)「涅槃」より、第五章の沙羅頌をテルミンで弾きました。



「涅槃」は浄土真宗の蓮光寺の住職の森正隆先生が指揮されていたコール・ルンビニーという合唱団のための委嘱作です。 森先生の詩にクリスチャンである大中先生が曲を書かれた全十章からなる荘厳な合唱曲です。
わたしはほんの数年ですが、このコール・ルンビニーに所属して「涅槃」の全曲を演奏会で唄うという経験をしました。 この沙羅頌はいちばん好きだった第五章で、お釈迦様が最後の旅で、故郷に近いクシナーラのの沙羅双樹の木の間の床でとうとう横になられてしまった場面です。

ソプラノ・アルト・テノールは柔らかい音色のEtherwaveで、バスの低い声を出すのには オクターブが変えられる Claravox Centennial が役に立ってくれました。 Claravox には追加でソプラノの1オクターブ上を舞わせて天上感を出してみました。

 時は近づきぬ
 蒼き月かげ満ちて 星は澄めり
 樹の間のもれび ゆらぎ
 沙羅双樹 声もなし
 大御聖 今ここに 臥し給いぬ

[てるみんるーむを開く]


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