青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

草津白根山と鬼押出し園

2014-07-24 17:06:18 | 旅ハイク

日  時 :2014年7月20日(日曜日) 曇り一時小雨

場  所 :草津白根山くさつしらねさん(2150M) 別名:本白根山もとしらねさん 群馬県吾妻郡草津町殺生河原

草津白根山:本来は白根山が正式名称であるが、他の白根山と区別するため、草津を配して草津白根山と呼ばれている。また、近隣の逢ノ峰あいのみねと本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171mの本白根山が最高峰となる。白根山は那須火山帯に属し、上信越高原国立公園に含まれる。

パーティ :二名

コースとタイム(山行形態:ロープウェイ山頂駅からの周回)

     白根火山しらねかざんロープウェイ山麓駅駐車場(8:50)→ロープウェイ山頂駅(9:10)→登山口(9:15)→本白根山遊歩道最高地点(10:30~11:05)→本白根山展望所(11:30~11:35)→ロープウェイ山頂駅(12:25)→ロープウェイ山麓駅駐車場(12:50)

 

スタート地点の殺生河原せっしょうがわらバス停前 白根火山ロープウェイ山麓駅

ロープウェイ利用による楽々登山(山麓駅を振り返ります)

リフト乗り場脇に有る標識に従い 右手の坂道を登って行きます(登山口の案内板)

所どころに木道の長い階段が設置された歩き易い登山道

針葉樹林帯に緩やかな登り坂が続く

展望が開けると同時にコマクサの咲く斜面へと変わります(登山者も多く歓声も凄い)

斜面一面がコマクサの花に覆われる景色は圧巻(素晴らし~~~ぃ)

目の前に見える岩に囲まれた本白根山展望所

から釜の西斜面を横切り 遊歩道最高地点(2150㍍)を目指す??登山者の列

登山道左手に巨大な から釜(中央火口)が広がります

大勢の登山者で賑わう本白根山遊歩道最高地点(2150㍍)の様子

遊歩道最高地点から見た本白根山展望所方面

雨上がりのコマクサの咲く尾根

本白根山展望所へ続く登山道

本白根山展望所から望む 草津の温泉街

本白根山展望所からコマクサの咲く最初の斜面を振り返る

尾根右下に亀甲状構造土きっこうじょうこうぞうどが見られる鏡池かがみいけ

左手が谷になっている長い々下りの木道

富貴原ノ池ふうきばらのいけコースとの分岐点で一休み

スキー場斜面の先に白根火山ロープウェイ山頂駅が見えて来ました

 

◆この日お目当てのコマクサ(駒草)の花々◆

 

当日の草津白根山案内図

 

当日の様子

草津白根山も山頂方面はどんよりとした雲に覆われています。殺生河原バス停から先は夜間通行止め、ロープウェイ運行開始(午前九時)時間に合わせた通行解除の様です。ロープウェイ山頂駅を降りると本白根山山頂方面は相変わらず雲に覆われていました。早速、リフト乗り場脇の登山口から入山開始。時折り小雨交じりの怪しい天候の中、所々木道の良く整備された緩やかな坂道を登って行きます。針葉樹林の山腹も足元を良く見ると、ゴゼンタチバナにマイズルソウの花々が綺麗です。やがて傾斜が緩むと展望が開け、中央火口斜面の縁に出ました。オーー、スゴイ、スゴイ、から釜と呼ばれる中央火口への上から下へ、岩とガレ斜面一帯がコマクサに覆われています。綺麗な花姿を見つけてはシャッターを切る、切る、切る、コマクサ撮影会の始りです。撮影会も落ち着いた後、から釜の西斜面を横切り、本白根山展望所小ピーク直下を通過、コマクサの咲く尾根を登り切った先が標高2150㍍の遊歩道最高地点の山頂でした。山頂に着いた途端のスコールには驚き、軽い腹ごしらえの後、帰路は本白根山展望所小ピークから鏡池に続く尾根を辿ります。雲の切れ間から草津の温泉街を見下ろし、鏡池への分岐からは木道のダケカンバ林を通過、長い下りも やがてスキー場斜面の先にロープウェイ山頂駅が見えて来ました。山頂駅に戻ると駅は相変わらず大勢のハイカーで賑わいを見せていました。

 

この日出逢った花々:ゴゼンタチバナ・ツマトリソウ・ギンリョウソウ・マイズルソウ・イワカガミ・コケモモ・クロマメ・ミヤマシャジン・コマクサ・ハナニガナ・イワオトギリソウ・ネバリノギラン・キソチドリ・コキンレイカ・ハクサンシャクナゲ

来た道(384㎞)

自宅発(2:20)→国道4→国見IC 東北自動車道→岩舟JCT 北関東自動車道→高崎JCT 関越自動車道→渋川伊香保IC→国道17→県道35→国道292→白根火山ロープウェイ山麓駅駐車場(7:50) 時間は途中朝食と休憩2回含む

 

 

◆ 鬼押出し園おにおしだしえん ◆ 場 所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原1053

浅間山噴火によって生まれた幅3km、距離12kmにわたる溶岩の凝結ぎょうけつ地帯。「火口で鬼があばれ、岩を押し出した」という当時の人々の噴火の印象が、名前の由来となっている。世界3大奇勝きしょうの一つ。間近に見る巨大な溶岩は迫力満点。中央の高台には東京上野にある東叡山寛永寺別院浅間山観音堂とうえいざんかんえいじべついんあさまやまかんのんどう(浅間山噴火の犠牲になられた霊を供養するために建立された)が立ち、ここから鬼押出しや浅間山はもちろん、浅間高原から白根山に至る大パノラマが楽しめる。

 

鬼押出し園入口への通路(右手は鬼めしセンター)

鬼押出し園表参道入口の惣門そうもん

観光客で賑わう表参道の水盤舎すいばんしゃ

浅間山観音堂から見た園内入口方面

園内から望む浅間山あさまやま2568㍍(左)と黒斑山くろふやま2404㍍(右)

園内から雲が切れた浅間山山頂を望む

 

当日園内で出逢った印象的な植物達

ヒカリゴケ・ノリウツギ・チョウジコメツツジ・コキンレイカ・グンバイズル

    

 

 

 



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