青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

白砂山

2015-07-09 15:44:37 | 山歩き

日  時 :2015年7月7日(火曜日) 曇り

場  所 :白砂山(2139.7M)しらすなやま 群馬県吾妻郡中之条町入山野反湖

パーティ :単独行

白 砂 山 :頂上で群馬、長野、新潟、の県境が交わる山で、日本海水系の清津川きよつがわ、魚野川うおのがわと太平洋水系の白砂川しらすながわの源頭にあたる。その山名からは白い砂に覆われた山稜を創造するが、実際は麓を流れる白砂川の名が由来となっている。

 

コースとタイム(山行形態:登山口からの周回 活動時間 7:50 活動距離:16.57㌔ 高低差:650㍍)

      白砂山登山口(7:45)→ 地蔵峠(8:30) → 小広場(9:20~9:30)→ 堂岩山どういわやま(10:00~10:10)→ 猟師の頭りょうしのあたま(10:35)→ 白砂山(11:25~11:50 ランチタイム)→ 堂岩山・八間山はちけんざん分岐(12:45)→ 中尾根の頭なかおねのあたま(13:00)→ 黒渋の頭くろしぶのかしら(13:45)→ 八間山(14:15~14:25)→ 池の峠いけのとうげ(15:20)→ 白砂山登山口(15:30)

当日の白砂山案内図(赤破線が辿った道

 

 

 

スタート地点の野反湖のぞりこ駐車場奥に位置する 白砂山登山口(駐車場近くに有り)

ハンノキ沢支流に架けられた小さな木の橋

驚くほど広々とした登山道

北沢取水分岐から先は ぬかるみと木の根の多い登山道らしい道に変わる

西側に展望の開けた小広場の水場への入口

雪渓も残っていた登山道

登山道の一部のような堂岩山山頂周辺に咲くイワカガミ

堂岩山山頂から三角錐の山容を見せる白砂山

眺望の開けた明るい稜線歩き

左手に登山道と並行して見える夏道の無い八十三山やそみやま2101㍍

猟師の頭からは一旦大きく下ります

白砂山直下の稜線に広がるお花畑

小さな広場の様な白砂山山頂(長野県・新潟県・群馬県の3県の境は更に100メートル程先に位置する)

山頂から望むすぐ北隣の佐武流山さぶりゅうやま2191.5㍍

東側の猟師ノ尾根方面は雲に覆われて来ました

白砂山を後に八間山分岐まで引返します

分岐からは歩き易い緩い下りに見事なコバイケイソウの大群落

爽やかな風を受けアップダウンの稜線歩きが続く

八間山山頂手前のゴルフコースの様に広々とした稜線

崩壊寸前の避難小屋前に広がる広々とした八間山山頂

南へ少し下った所から見た富士見峠方面の野反湖

車道と並行して続く歩き易い登山道

池の峠から望む景観の美しい野反湖

登山口の野反湖駐車場が見えて来ました

 

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

ミヤマコゴメグサ・ハクサンフウロ・ハクサンチドリ・ニガイチゴ

   

ツマトリソウ・ツバメオモト・ツクバネソウ・ゼンテイカ(ノゾリキスゲ)

   

ベニサラサドウダン・コメツツジ・コバイケイソウ・コケモモ

   

カラマツソウ・オガラバナ(ホザキカエデ)・エンレイソウ・ウラジロナナカマド

   

ハクサンシャクナゲ・アカモノ(イワハゼ)・ベニバナイチヤクソウ・ゴゼンタチバナ

   

 

 

 

当日の様子

青空も覗く野反湖畔へ 一年振りにやって来ました。広々としたバス停の有る野反湖駐車場は 既に先客がおり、長丁場の白砂山へ向かったものと思われます。今回は知名度として然程ではないが、その端正で堂々とした姿を 人里からは見る事の出来ない、幻の山と呼ばれた白砂山へとやって来ました。身支度を済ませ、のんびりと登山口へと向います。奇麗に刈り払われた広い登山道は、小さな尾根を一つ越え ハンノキ沢出合いで小さな木の橋を渡ります。やがて、本来の登山道に変わると、ダケカンバにコメツガの本格的な登りへと変わり、知らぬ間に地蔵峠も通過。地蔵山からの尾根歩きは ぬかるみが多く滑り易いため、慎重な足の運びとなりました。間もなく小休憩に持って来いの、野反湖の良く見える小広場へと到着です。ここで喉を潤した後、木の根の多い坂道も谷状の地形に変わり、やがて登山道の一部の様な堂岩山山頂です。山頂の直ぐ先からは、白砂山の全貌が見え、オーー!!スゴーーイ絶景。眺望の開けた稜線歩きは そよ風が気持ち良く、コバイケイソウをはじめシャクナゲにノゾリキスゲ、ハクサンフウロにハクサンチドリ、花と展望に恵まれ、あっと言う間に 白砂山山頂へと到着です。そこそこの広さの山頂は、直ぐ先の佐武流山は見えるものの、今や雲が沸き出し、雲の切れ間に少しだけ他の峰々が見える状態となってしまいました。後から登って来た登山者と楽しい花談議の後、八間山を目指し一旦 堂岩山分岐まで戻ります。笹原斜面のコバイケイソウの花々の多さに感激し、アップダウンの尾根続きの先に広々とした八間山山頂は有りました。使用不能となった避難小屋の建つ山頂も、雲の切れ間に見えた野反湖、雲に浮かぶ榛名の峰々、これらが幻想的に見えたのが印象的でした。記念撮影後、樹林帯をキャンプ場方面へと下り、野反湖が見えて来ると間もなく駐車場へと到着です。今回もまた一つ、自分好みの山に出逢えた 楽しい山旅でした。

 

 

 

来た道(距離:390㎞)

自宅出発(2:20)→国道4→国見IC 東北自動車道→岩舟JCT 北関東自動車道→高崎JCT 関越自動車道→渋川・伊香保IC→国道17→県道35→国道245→国道405→野反湖バス停(白砂山登山口)(7:30) 時間には途中休憩2回と朝食・コンビニ買い出し含む

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿