諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

バギオの心霊手術

2011年12月07日 16時52分48秒 | つぶやき


『溺れる者は藁をも掴む』という諺がある。
ここ最近私の知り合いでもある人たち数名が、この心霊治療にかかった。
それぞれ術後の様子は嘘のように体の調子が良くなったということを言っている。日本から治療に来る人も沢山いるようで、
下手をしたら心霊術ツアーを組んでまで来る人たちもいるようである。

人間年をとるにつれ若い頃とは違い、体の何処かに変調をきたす場合もある。
ただ若い頃からの持病がこの心霊手術で治療できるならという、正に『藁にもすがる』という思いも強いのであろう。
この治療が果たして真実かどうかということは、病気が治った人にとっては、『地獄に仏』正にその言葉に当てはまる。

不老長寿とは行かないのが、人の一生、寿命がある。どうせなら自分の寿命のあるうちは、体の調子を健康に
保ちたいと言うのは人の持っている普通の願望であり、この治療が果たして効果的なのかどうかは、
治療を受けた当の本人が一番よく知っている訳で、患っている体の一部が最先端の医療技術であろうが
心霊術であろうが治療できて、本人が満足すればそれでいいことであろう。

それにしても、このバギオツアーは最近一部の知り合いの間では体調が良くなったともっぱらの話題である。
真偽を問うようなことではなく、要は当の本人の満足度の問題である。
因みに一度の心霊治療の料金は直接本人にコンタクトを取れる場合はP6000、全く始めての人は誰か紹介者を介して
治療を受けるようである。

尚、病気の度合いによって治療の回数も違うようで、一度では済まない場合が多いようである。