諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

タガイタイで新年

2012年01月04日 07時29分21秒 | つぶやき

本日は既に一月三日、店も営業して二日目になるが、元旦の日にいつもお邪魔するタガイタイの大先輩の
家にお邪魔して正月を過ごした。

そちらでは日本から持ち込まれた餅つき機で餅をつく準備がしてあった。
さすが日本の餅つきの機械だけあって立派な餅がものの数十分でつきあがる。

正月に餅を食べると言う習慣は子供の頃から親がそうしていたのでそのまま引き継いで
いるに過ぎないのであろうが、餅は長く伸びることから寿命が延びるとして縁起がいいとされているのだそうだ。

しかしタガイタイと言う地域、避暑地としても有名だが、本当に過ごしやすい気候である。
先輩のオタクに停めて頂いたのだが、あれだけ気持ちよく眠れたのは久しぶりである。
もっとも飲んだ酒のせいもあったのであろうが、一年中エアコンの要らない生活、しかも日本と違って
冬は無い、私も出来ることならフィリピンで骨を埋めるなら、こうした場所が望みである。



優れもの餅つき機でついた餅


この餅つき機であるが、かなり以前からあったが、今の最新の物はもち米を研いで入れるだけ、後は少量の
水を入れるだけで蒸した米を自動的につきあげる。

餅つきが何処の家庭でも出来るということだが、果たしてこの餅の需要は日本人でも年代により
かなり相違があるだろう。ましてやこの外国フィリピンでは何故そんな物が必要なのだろうと
思う人もいるかもしれない(笑)
しかし餅好きの私にとってはとてもありがたい存在だと思うが、餅嫌いの人にとっては
無用の長物となるかもしれない。


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謹賀新年

2012年01月01日 10時36分24秒 | つぶやき


明けましておめでとうございます。
皆様にとって良いお年であるよう心からお祈り致します。



良きも悪しきも年は越す、昨年は日本にとっても大災害に見舞われた年でもあり、今年以降はその影響で
大変な年になるであろう。

こちらフィリピンでは季節感こそなかれ、毎年恒例の花火がドンパチ、ニューイアーと共に始まった。
多国籍の文化が入り混じるフィリピン、この花火を上げる習慣は華僑の影響だろうか・・・。

多国籍文化が入り混じるフィリピンでもやはり故国の正月は恋しい、日本で食べるお節料理、
当店でも作ったが、それを見ていた一般客は物珍しそうに『これは何だ?』と聞かれる場面もあった。

丸い物を事のほか重視するフィリピンの正月、日本のお飾りの餅も確か丸い、これは同じ意味合いなのだろうか・・
夕べは遅くまで営業していた商売は丸い果物を売る出店に花火売り、最後の売り込みに拍車がかかっていた。

人は生きていく上で季節感やお祝い事を励みとしているものなのだろうか。
もっともそれが人としての実感でもあるのだろう。

昨年は私にとっても激動の年であったが、さて今年はどうなるのか、何事もハッピー・ゴー・ラッキーの
この国では目の前の問題だけを見て生きていかなければやるせなさだけが残る。
フィリピンという国、ここでどれだけ順応して生きていけるか、それがこの国で生きていける秘訣なのかも
知れない。

これからフィリピンに順応している大先輩の家にお邪魔するが、そこで一時の正月を楽しむことにしよう。


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