時の栞

何を見て、何を思い、どう表現したのか。
私の欠片であるコトバで綴った、私自身の栞です。

党首討論にガッカリ

2009-05-28 13:17:24 | なんだかなぁ
27日の党首討論は本当に期待はずれでした。
ニュースやワイドショーだと、各局の都合の良いように編集されてしまうので、用事を全部済ませて、ずっとTVにはりついて見てたのに…。

鳩山氏から最初に北朝鮮の核実験の話をしたので、国防の話題になるのかと思ってたら、通告の有無なんか聞いてやがる、アホか。
具体的な制裁についてとか、脅威への防衛に討論にはならずじまい。

鳩山さんにとって日本の防衛問題はどうでも良いのか、つぎに三鷹市の小学校で、勉強についていかれない子供にはボランティアがついて落ちこぼれをなくすということが行われているとか言い出した。

へ? だから?

ボランティアを持ち出して解決すんの?
なら教育ってなに?
教育問題を討論するわけでもなく、素敵な学校があります的な話をされてもねぇ。


理想をとうとうと語るのは気持ち良いだろうけど、現実をもっと見て欲しい。
党首討論に理念だの友愛だのは必要ないし、聞きたくも無い。

聞きたいのは具体的な政策と、それを実現できる根拠。
ホント、マジでカンベンしてくれってくらいレベルが低かった。

特に、麻生さんから西松の件で説明責任が…と指摘されると、見ててわかるくらいにプルプルして涙目。

おぃおぃ、自分から西松の話題を出しておいて心の準備してなかったのかよー。

麻生さんの現行法を守らなかった疑いをかけられて逮捕うんぬんという指摘に「聞き捨てなら無い」とか言ってたけど、ちゃんと言葉を聞いてたら言えないセリフだし、ちょっと感情的になりすぎな気が。

またまた国策捜査とか検察批判やら言い出した。
あげくのはては小学生のような「そちらにもたくさんおられた」という逃げ。
「~だって同じ」というのは言い訳のイチバン悪い見本ですよぉー。
小沢さんの問題とは別に追及すべき問題でしょ。

麻生さんも「討論」なだけに西松の件で攻めて、鳩山さんが補正予算にあるアニメの殿堂の無駄、官庁の地デジTV購入などを突っ込んでも経済対策というだけで、逆に民主党に欠ける具体性を質問するという、いつもの「答弁」とは違ったやりかたでした。
鳩山さんには討論と答弁の違いが良くわからなかったみたいで、「お答えいただけない」と言ったがために、最後に麻生さんに突っ込まれてたのが笑えました。

しっかしアニメの殿堂の無駄を突っ込むのに、マンガ喫茶、民業の圧迫ってのはヤバくないですか?
飲んでたお茶吹きだしちゃいましたよ。

官庁が地デジTVをたくさん購入したっていうのも、まず官庁が購入して経済をまわしてって考えれば、鳩山さんの言い分はヒガミにも聞こえるのはマイナスポイント。

ま、とにかく鳩山さんは官僚批判をしたくてたまらないってことだけはわかりました。

あと、麻生さんが鳩山さんの発言にニヤニヤしてしまう気持ちも理解はできますが、あれはちょっと良くないですねー。
それこそ鳩山さんのお好きな言葉で言えば「上から目線」的態度ですから。


まぁーなにしろヤジがうるさい!拍手もうるさい!
とにかくうるさい、声が聞こえない!!

これから回数を重ねて、もっと政策の内容で討論してほしいです。


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