2016年8月10日現在、未読。
かねてから悪意のない偽善者は一番タチも始末も悪いと思っているので、このタイトルにすぐ飛びつきました。
でも、タイトルは作家さんや出版社が売るために付けるので、煽りタイトルである可能性も高く、読んでガッカリするかもしれませんが、とにかく読み始めてみることにします。 . . . 本文を読む
マイカテゴリでは読了備忘録にしたけど、これ、読了、ではなく、途中。^^ またもやタイトルで選びました。いつもタイトルだけで選んでいるのは、自分の心眼力を確認する為。というのはまったくのウソで、毎回なんとなく。私は社会においては物理学が最強だと思ってたので、ホントにそうなのか読んでみようと選びました。 . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
所持金143円、全てを失った男は、深夜のデパートにうずくまっていた。そこは男にとつて、家族との幸せな記憶がいっぱい詰まった、大切な場所だった。が、その夜、誰もいないはずの店内の暗がりから、次々と人の気配が立ち上がってきて―。一条の光を求めてデパートに集まった人々が、一夜の騒動を巻き起こす。名作『ホワイトアウト』を超える、緊張感あふれる大展開。
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真 . . . 本文を読む
内容紹介
「世界が変われば善悪も変わる。
人殺しが善になることもある。
これはそういうお話です」東野圭吾
運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、こ . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース。
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タイトルの「ラットマン」とは、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問である認知心 . . . 本文を読む
内容紹介
鈴虫だけが知っている、過去の完全犯罪。蝶に導かれて赴いた村で起きた猟奇殺人事件。いま最も注目を集める新鋭・道尾秀介が満を持して送り出す、初の連作短編集!
道尾作品2作目です。
「鈴虫」「ケモノ」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」と、
6編の短編が収録されていました。
全編とも、トーンは暗く、不気味なのに、なぜかやめられない。
選び抜かれた凝縮された言葉に不安感を覚 . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。
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初めての道尾作品です。
読み始めたらトーンは暗いのにグングン引きつけられ、貴志祐介さんの「青い炎」がダブりながら、一気に読み終えました。
蓮と楓の父親が家を出た後、母親は再婚す . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
幼い友はなぜ、死ななくてはならなかったのか?一文一文から鮮烈な驚きと感動が立ちのぼる傑作ミステリー。
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「riverside cafe SUN's」という店で雨宿りしていた大学生の秋内静(あきうちせい)。
そこへ同じ大学の友人、友江京也(ともえきょうや)、巻坂(まきさか)ひろ子、羽住智佳(はずみちか)の3名が入ってくる。
秋内は、「一度、ち . . . 本文を読む
内容紹介
"30歳"という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。
都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、
地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。
少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。
あの"殺人事件"が起こるまでは……。
何かに突き動かされるように、警察の手を逃れ今なお失踪を続けるチエミと、
彼女 . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
「母さん死ぬな―」へなちょこ25歳がいざ一念発起!?崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。
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著者あとがきによれば、2007年7月から12月にかけて日経ネット丸の内オフィスにてweb連載したお話で、これに書下ろしの「after hours」を加えて本になったものだそうです。
有川浩さん . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
ユーリに手紙を残して死んだトーマという美しい下級生。ユーリを慕っていたという彼は、なぜ死を選んだのか。良家の子息が通う、この学校の校長のもとに預けられたオスカーは、同室のユーリにずいぶんと助けられて学生生活を送ってきた。最近不安定なユーリの心に、トーマの死がまた暗い影を落とすのではないか。そんな憂慮をするオスカーの前に現われた転校生エーリク。驚くことに彼はト . . . 本文を読む
辻村深月さんの作品を読むのは初めてですが、なかなか面白かったです。
収録は以下の5編。
・踊り場の花子
・ブランコをこぐ足
・おとうさん、したいがあるよ
・ふちなしのかがみ
・八月の天変地異
たとえば「踊り場の花子」。
「花子さん」ってトイレにいるものだと思いこんでましたが、若草南小学校では階段の踊場にいて、しかも七不思議が花子さんにまつわるものばかり。
夏休みのある日、元教育実習生の女性が . . . 本文を読む
内容(「BOOK」データベースより)
祖母の家の31段の階段に秘められた逃れられない運命、形を変え増殖する天井の傷…。日常生活からふと迷い込んで体験する歪んだ恐怖の空間を、驚くほど短いストーリーで描き出した30の超短編ホラー小説。
著者は浜田省吾さんや尾崎豊さんなど、日本のロックミュージシャンのパッケージカバー撮影と、アート・ディレクターを務めた方だそうで、解説を浜田省吾さんが書いてました。
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内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店 . . . 本文を読む
「三匹のおっさん」で、また有川さんの作品が読みたくなり、なんとなくこれに決めたのですが、あー、こんなに面白い作品だったのに、何でもっと早く読まなかったんだろうーーーと、まず思いました。
結構なボリュームですが、すぐに巨大甲殻類が来襲し、先が気になってたまらず一気に読了です。
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舞台は神奈川県の横須賀。
米軍横須賀基地が市民に基地を開放する春の桜祭りの日、海から巨大甲殻類 . . . 本文を読む