農林水産省の消費・安全局農産安全管理課、生産局の生産流通振興課、農業環境対策課、畜産部畜産企画課、畜産部畜産振興課の各課長の連名で、北海道脳性事務所長、各地方農政局生産経営流通部長、消費・安全部長、内閣府沖縄総合事務局農林水産部長宛てに「高濃度の放射性セシウムが含まれる可能性のある堆肥等の施用・生産・流通の自粛について」という文章が7月25日付で発表されました。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/syouhi/pdf/sy_110725.pdf
要するに農水省から全国に向けて出された通知要請の文書で、この通知により、ホームセンターなどで売られていた腐葉土や堆肥、牛ふんなどが売り場から撤去されることになりました。
おそらくは…と、放射能汚染を気にしていた側からすれば、やっと、という感じです。
でも“可能性“なんてもんじゃないことは、ちょっとデータを集めれば容易に推測できるはず。
ただ、肥料も汚染された汚泥を使うことを国が認めてしまっているし、今回の件も規制値の数値を上げて流通を認めることになっていくんだろうと思います。
トップ画像の文章は船橋市芝山にある㈱LIXILビバが展開するビバホームというホームセンターのレジのある場所に貼り出されたものですが、ガーデニングの花生産や、樹木の生育に使用する商品は該当しないと書いてあります。
念のため社員に、腐葉土の件も有るので、会社としてここで販売している培養土の放射能汚染の可能性について計器でチェックしているのかと確認してみたら、計測してないし、だからといって放射能汚染されていないとも言えないとのこと。
また、自粛要請のあった商品ですら購入したいというお客様もいると言っていたのには驚きました。
いったいどんな人が?どこで?誰が口にするもの?
ほんとに恐ろしいことです。
同じく船橋市坪井東にあるケーヨーデイツー船橋坪井店でも対象となるものは撤去され、文章はトイレ横の掲示板に貼ってありましたし、自社サイトにも載せてました。
http://www.keiyo.co.jp/img/110728osirase.pdf
私たちはもう年取ってるから良いのよ~…なんつって、隣の畑や庭で使われてたら気分悪いなー。
家庭菜園で安全な野菜を…なんてのはもう有りえない。
これが汚染国の現実だなって実感です。
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