源氏が仕掛けたドッキリというものだろう。玉鬘に恋い焦がれる兵部卿の宮が玉鬘を訪れた
時を見計らって隠していた大量のホタルを解き放ち照らし出された玉鬘を見た兵部卿の宮の驚
くさま突然起きたことで恥じらう様子の玉鬘してやったりと源氏。二人を驚かすのが目的だけ
でなく玉鬘を一番見たかったのが源氏自身ではなかったか。玉鬘の美しさが目に焼き付き消え
ることのない記憶が一瞬にして定着したに違いない。兄弟共に虜になってしまった。
しかし、ますます玉鬘に嫌われてしまうとは考えなかったのかと思ってみてもこれが性癖
なので止められないのだろう。考えても、自制できたら藤壺を困らせる事件は起きなかったろ
う。読む者を楽しませる仕掛けが面白い。
解説によれば伊勢物語にもあったとか。だが、蛍の光が照明代わりになるものか。
なるとすればどれほどの数が必要か、いろいろ疑問が出てくる。物語のアイディアなのかまた
は当時は実施例があったのか。こんなことを考えながら晩酌しているのは楽しいものだ。
実の娘だっらドッキリを仕掛けたろうかと物語の語り手が推測してた。中年男の余裕かいや
らしさや下心が見える。地位の高いものの性癖が問題を起こし世の中を騒がせることは今も同
じだなと思う。性癖は変えられないからな。
時を見計らって隠していた大量のホタルを解き放ち照らし出された玉鬘を見た兵部卿の宮の驚
くさま突然起きたことで恥じらう様子の玉鬘してやったりと源氏。二人を驚かすのが目的だけ
でなく玉鬘を一番見たかったのが源氏自身ではなかったか。玉鬘の美しさが目に焼き付き消え
ることのない記憶が一瞬にして定着したに違いない。兄弟共に虜になってしまった。
しかし、ますます玉鬘に嫌われてしまうとは考えなかったのかと思ってみてもこれが性癖
なので止められないのだろう。考えても、自制できたら藤壺を困らせる事件は起きなかったろ
う。読む者を楽しませる仕掛けが面白い。
解説によれば伊勢物語にもあったとか。だが、蛍の光が照明代わりになるものか。
なるとすればどれほどの数が必要か、いろいろ疑問が出てくる。物語のアイディアなのかまた
は当時は実施例があったのか。こんなことを考えながら晩酌しているのは楽しいものだ。
実の娘だっらドッキリを仕掛けたろうかと物語の語り手が推測してた。中年男の余裕かいや
らしさや下心が見える。地位の高いものの性癖が問題を起こし世の中を騒がせることは今も同
じだなと思う。性癖は変えられないからな。