佑馬ブログ ちょっとためになる知識まとめ

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DiDiモビリティジャパン株式会社(和久山大輔)の評判は?

2024年11月30日 | 会社紹介

世界最大級の交通プラットフォームである「DiDi」がいよいよ日本でも運用をスタートしたとあって注目が集まっています。
今回はDiDiアプリを展開する「DiDiモビリティジャパン株式会社」について、事業内容や社長である和久山大輔氏についてご紹介しましょう。

 


■DiDiモビリティジャパン株式会社とは?

タクシーと乗客をマッチングしてくれる配車プラットフォームを提供しているのが、DiDiモビリティジャパン株式会社です。
アプリを使ってタクシーの配車予約をすると、近くの配車可能なタクシーが来てくれるというもの。
分析や予測にAIを活用したことで配車の最適化に成功しているといいます。


・DiDiタクシー配車アプリの使い方

DiDiタクシーはアプリの特徴の一つに使いやすさが挙げられます。
アプリを使ってタクシーを呼ぶ方法は次の通り。

1.DiDiアプリに目的地を入力する
2.出発時間を入力し、支払い方法を選択する
3.乗車場所をマップで指定する
4.「注文」ボタンをタップしたら完了

配車を依頼する時点で必要事項をすべて入力しているので、ドライバーとのやり取りをせずに済みます。


・選べる支払い方法

DiDiアプリでは予約の段階で支払い方法の指定もできます。
支払い方法は現金のほかにクレジットカード、PayPayが選択可能。
オンラインで支払いが済ませられるので降車時にお金のやり取りをしなくて済むのでわずらわしさがありません。
アプリで支払いを済ませてしまうと領収証が出ないという問題がありますが、DiDiアプリの場合はオンライン決済を選択した場合、登録しているメールアドレス宛に領収証が自動で送られてくるので安心して利用できます。


・マップでわかりやすい

目的地や乗車場所を指定する際、マップから設定できるというのもDiDiアプリならではの仕組みです。
住所があいまいだったり、配車予約に慣れていなかったりする人でも利用しやすいでしょう。
また、迎えに来るタクシーが今どのあたりにいるのかもマップ上に表示されます。
その際、車種やナンバーといった情報も表示されるのですれ違いになることもありません。


・DiDiアプリに対応しているエリア

残念ながら、DiDiアプリは利用可能エリアが限られています。
公式サイトによると、現在対応しているエリアは以下の通りです。

◎北海道・東北エリア:北海道・宮城
◎関東エリア:東京・埼玉・千葉・神奈川
◎中部エリア:静岡・愛知
◎関西エリア:大阪・京都・兵庫
◎中国エリア:広島
◎九州エリア:福岡・長崎・沖縄

これに加え、2024年11月6日より新たに佐賀県でもサービス提供をスタート。
今後も対応エリアの拡大を目指すとしています。

 

■「DiDi」は世界最大級の交通プラットフォーム

DiDiモビリティジャパン株式会社は、「Didi Chuxing(滴滴出行・デイデイチューシン)」と「ソフトバンク株式会社」が共同で出資し、設立された会社です。


・Didi Chuxingとは?

Didi Chuxingは中国を拠点に活動している会社です。
タクシー配車アプリ「DiDi Taxi」やヒッチハイクアプリ「DiDi Hitch」、自動車シェアアプリ「DiDi Bike-Sharing」など、アプリによる交通手段の提供を行っているそう。
その交通網は1,000都市以上にも及び、利用者は5.5億人以上とのことで、まさに世界最大級の交通プラットフォームといえます。
そんな「DiDi」のタクシー配車アプリが日本でも利用できるようになりました。


・DiDiモビリティジャパン株式会社の強みとは?

日本におけるDiDiアプリの特徴は、Didi Chuxingとソフトバンクが融合している点です。
Didi Chuxingが手掛ける配車プラットフォームは、AIを活用した高度な分析と予測テクノロジーによるスムーズな運用が魅力。
一方のソフトバンクは通信事業者として、日本での事業基盤とマーケティング力が整っています。
DiDiモビリティジャパン株式会社はこの2社による出資にて設立されました。
つまり、世界最大級の交通プラットフォームを日本向けに最適化し、提供しているということ。

 

■車両管理やドライバー向けのアプリも使いやすく

DiDiアプリを運用するには、タクシー会社との提携が欠かせません。
当然ながらタクシー車両にも専用のアプリをダウンロードする必要があります。
このようなシステムの変更は歓迎されにくい傾向がありますが、DiDiアプリは車両管理やドライバー向けのアプリの使い勝手にもこだわっています。


・アプリを通じて配車依頼を受ける

タクシー車両用のアプリは配車予約の注文が入ると、お客様が指定した乗車場所に加えてルート、推定所要時間がマップ上に表示されます。
お客様をピックアップし、アプリの乗車済みボタンをタップすれば、あとは表示されたルートに従って目的地まで走行するだけ。


・メッセージのやり取りも可能

DiDiアプリは必要に応じてお客様とチャットによるメッセージのやり取りができるようになっています。
万が一、お客様を見つけられない時や、渋滞などにより到着が遅れる場合などに活用できます。
直接メッセージのやり取りができるというのも、アプリの魅力といえるでしょう。


・料金の支払いもアプリに従って進められる

DiDiアプリでは、事前に支払い方法を選ぶことができます。
オンライン決済の場合は降車時のやり取りはありません。
現金による支払いを選択している場合のみ、アプリ上に「社内決済」画面が表示されるのでスムーズです。


・車両管理はドライバーとの紐づけがポイント

タクシー会社が使うDiDiアプリの車両管理画面では、車両とドライバーの紐づけや売上管理、注文の詳細やお客様からの評価などが閲覧可能。
車両とドライバーとの紐づけには車種・カラー・ドライバーの氏名・写真などです。
これによりお客様が利用するDiDiアプリに反映されます。
詳細な情報を載せることで信用アップにつながるでしょう。

 

■ホテルや飲食店などにも積極的に展開

アプリの活用方法として、DiDiモビリティジャパン株式会社が推進しているのが、ホテルや飲食店などの法人向けの展開です。
これまで、ホテルや飲食店の利用者がタクシーを呼びたい時はスタッフが代わりに配車手配をすることが一般的でした。
そこで、DiDiモビリティジャパン株式会社では、ホテルや飲食店向けにDiDiアプリの案内ツールを用意。
フロントやレジなどに案内ツールを設置することで利用者自身にタクシーの配車依頼をしてもらおうというものです。
案内ツールはチラシやカードなど種類が豊富で、日本語のほかに英語・中国語・韓国語の用意もあるとのこと。
フォームからの申し込みが必要ですが、案内ツールはすべて無料で提供しています。

 

■DiDiモビリティジャパン株式会社の会社情報

DiDiモビリティジャパン株式会社の概要をチェックしていきましょう。

◎社名:DiDiモビリティジャパン株式会社
◎所在地:〒105-7511東京都港区海岸1-7-1東京ポートシティ竹芝11F
◎代表:和久山大輔
◎設立:2018年6月28日
◎Facebook:https://www.facebook.com/DiDiJapan/
◎X: https://x.com/didijapan
◎Instagram:https://www.instagram.com/didi_japan/

 

■DiDiモビリティジャパン株式会社の社長は和久山大輔

DiDiモビリティジャパン株式会社の代表取締役社長を務めるのは和久山大輔氏です。
どのような人物なのか経歴などを調査してみました。
和久山大輔氏は2000年に日本テレコムに新卒として入社したそう。
配属先は国際部とのことで、グローバル通信事業の成長に注力した後、他企業とのジョイントベンチャーを立ち上げるプロジェクトに参加しますが、あえなく撤退。
日本テレコムは2004年にソフトバンクに買収されており、100%子会社となっていました。
そのため、次の配属先はソフトバンクのモバイル事業推進本部となったそうです。
そこでDiDiとの合弁会社立ち上げ話が浮上し、設立に至ります。
和久山大輔氏が代表取締役社長に就任したのは2023年からとのこと。

 

■和久山大輔はSNSをやっている?

和久山大輔氏のプライベートについても調査してみましたが、残念ながら個人名によるアカウントは見つけることができませんでした。
SNSによる情報発信などは行っていないようです。

 


今回はタクシー配車アプリ「DiDi」を展開するDiDiモビリティジャパン株式会社にスポットを当て、事業内容や社長を務める和久山大輔氏についてご紹介しました。
対応エリアの拡大を続けているDiDiアプリの今後に注目が集まっています。

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充実した休日を過ごす秘訣!やる気を引き出す効果的なルーティンをご紹介

2024年11月20日 | ライフスタイル

休日は、リフレッシュや自己成長のために大切な時間ですが、気づけばダラダラと過ごしてしまい、後悔することもあるかもしれません。
そんなとき、少しの工夫で休日をより充実させることができれば、後悔のない素晴らしい一日に変えることができます。
本記事では、やる気を引き出し、充実した休日を過ごすためのおすすめルーティンを紹介します。
これらのルーティンを取り入れることで、休日を有意義に過ごし、リフレッシュと達成感を得る方法を4000文字で詳しく解説します。

 

■充実した休日を過ごすための朝のルーティン

休日を充実させるためには、朝の過ごし方が非常に重要です。
気持ちよく一日をスタートさせるために、朝のルーティンを整えることで、その日のやる気が大きく変わります。

・早起きをして一日を長く使う
休日だからといって、寝坊してしまうと、そのまま一日が短く感じてしまいます。
そこで、いつもより少し早起きをして、ゆったりとした朝を過ごすことで、一日を長く使うことができます。
早起きすることで、朝の静かな時間を楽しみ、自分自身と向き合う時間を持つことが可能です。

【早起きのポイント】

平日と同じ時間か、少しだけ遅めの時間に起床する
カーテンを開けて自然光を浴びる
朝のコーヒーやお茶を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごす

・ モーニングエクササイズでリフレッシュ
朝の時間に軽いエクササイズを取り入れることで、身体と心をリフレッシュさせることができます。
軽いストレッチやヨガ、散歩などを行うことで、エネルギーが湧いてきて、活動的な一日を過ごすための準備が整います。
運動はセロトニンの分泌を促進し、ポジティブな気持ちを引き出す効果もあります。

【おすすめのモーニングエクササイズ】

10分程度のストレッチで全身をほぐす
近所を15~20分散歩する
自宅で簡単なヨガを行う(太陽礼拝など)

・一日の計画を立てる
休日を充実させるためには、朝の時間に一日の計画を立てることが効果的です。
大きな目標を設定する必要はなく、やりたいことや達成したいことをリストアップするだけで構いません。
小さなタスクをリストにすることで、達成感を感じやすくなり、次の行動へのモチベーションが高まります。

【計画を立てるポイント】

「今日やりたいこと」を3~5つに絞る
大きなタスクを小さく分ける(例:「掃除」→「キッチンを片付ける」「リビングの整理」など)
予定が達成できたら、自分を褒める時間を持つ

 

■やる気を高めるための午前中のルーティン

休日の午前中を有効に使うことで、一日をさらに充実させることができます。
午前中の時間を無駄にしないためには、やる気を高めるルーティンが鍵となります。

・ 家の掃除や片付けを行う
休日の午前中は、家の掃除や片付けに最適な時間です。
特に、普段は忙しくて手が回らない場所や細かい部分を整理整頓することで、気持ちがリフレッシュし、達成感を得ることができます。
また、整理された空間は、やる気を引き出すための良い環境を整える効果があります。

【掃除のポイント】

部屋ごとに掃除するエリアを決める
15分~30分のタイマーを使って集中して行う
完了したら、お気に入りの香りのアロマやキャンドルを焚いてリフレッシュ

・朝食をしっかり摂る
忙しい平日とは違い、休日の朝食はゆっくりと楽しむ時間を持つことができます。
バランスの取れた朝食を摂ることで、身体と心にエネルギーを補給し、その日の活動に備えることができます。
自分の好きな食材を使って、自分だけの特別な朝食を楽しむのも、休日を充実させる一つの方法です。

【おすすめの朝食メニュー】

フルーツとヨーグルトのボウル
野菜たっぷりのオムレツ
自家製のスムージーやフレッシュジュース

・ 趣味や好きなことに時間を使う
午前中のうちに、自分の好きなことや趣味に時間を使うことで、リフレッシュとやる気を高めることができます。
特に、クリエイティブな活動や、手を動かして何かを作ることは、脳を活性化させ、ポジティブなエネルギーを引き出します。
休日だからこそ、普段はできないことにチャレンジするのも良いでしょう。

【おすすめの趣味や活動】

絵を描く、写真を撮るなどのクリエイティブな活動
料理やベーキングで新しいレシピに挑戦する
ガーデニングやDIYで手を動かして楽しむ

 

■ 午後のルーティンでさらに充実感を高める

休日の午後は、自由な時間が多く、予定を詰め込みすぎずにリラックスできる時間を持つことが大切です。
午後の過ごし方を工夫することで、充実感をさらに高めることができます。

・外に出て自然と触れ合う
天気の良い日は、外に出て自然と触れ合うことでリフレッシュできます。
公園での散歩やハイキング、サイクリングなど、軽い運動を楽しむことで、心も体もリラックスし、エネルギーが充電されます。
自然の中で過ごすことで、ストレスが軽減され、ポジティブな気持ちが引き出されます。

【おすすめのアウトドア活動】

近所の公園でピクニックを楽しむ
ハイキングコースで軽く歩く
サイクリングで自然の中を散策する

・カフェや図書館で読書タイム
午後の時間を有意義に過ごすために、カフェや図書館で読書を楽しむのも一つの方法です。
特に、リラックスした環境で好きな本を読むことで、心が落ち着き、知識やアイデアを得ることができます。
読書は、やる気を引き出すきっかけになることもあり、新しい視点を得るチャンスです。

【読書のポイント】

自分が興味を持っている分野の本を選ぶ
30分から1時間の読書タイムを設ける
読み終わった後に感想や学んだことを書き留める


・ 友人や家族との時間を大切にする
休日は、普段忙しくて会えない友人や家族との時間を大切にする良い機会です。
一緒にランチを楽しんだり、共通の趣味を楽しんだりすることで、心のリフレッシュができます。
人と交流することで、新しいエネルギーを得ることができ、やる気も高まります。

【おすすめの過ごし方】

一緒に料理をしたり、手作りランチを楽しむ
カフェでおしゃべりしながらリラックスする
共通の趣味(映画鑑賞、スポーツ観戦など)を楽しむ

 

■夜のリラックスルーティンで良い眠りを確保する

休日の夜は、リラックスして心地よく眠りにつくための準備を整える時間です。
夜のルーティンを工夫することで、次の日のやる気を引き出すことができます。

・スマホから離れてリラックスタイムを作る
寝る前はスマホから離れ、リラックスできる時間を作ることが大切です。
スマホのブルーライトは、眠りを妨げる原因となるため、寝る前の1時間は読書やストレッチ、深呼吸を取り入れたリラックスタイムを過ごすことをおすすめします。

【リラックスタイムの過ごし方】

読書やアートなど、スマホを使わない趣味を楽しむ
アロマオイルやキャンドルを使って、心を落ち着かせる
深呼吸や軽い瞑想で心をリラックスさせる

・軽いストレッチで体をほぐす
就寝前の軽いストレッチは、体の緊張をほぐし、質の良い眠りを促進する効果があります。
特に、肩や腰、脚のストレッチを行うことで、一日の疲れが和らぎ、リラックスした状態で眠りにつくことができます。

【おすすめのストレッチ】

首や肩のストレッチで肩こりを解消
太ももや腰を伸ばすストレッチで下半身をほぐす
寝る前の深呼吸を取り入れて、心を落ち着かせる


・次の日の準備を整える
夜の時間を使って、次の日の準備を整えておくことで、翌朝のバタバタを防ぎ、スムーズな一日のスタートが切れます。
服装の準備や必要な持ち物の整理を行うことで、安心感を得られ、気持ちよく一日を終えることができます。

【翌日の準備例】

翌日の服装を選び、準備しておく
必要な書類や持ち物をカバンに入れておく
翌日のスケジュールを軽く確認しておく

 


後悔しない充実した休日を過ごすためには、少しのルーティンを取り入れることが効果的です。
朝のスタートを整え、午前中の活動でリフレッシュし、午後の時間をリラックスして楽しむことで、やる気を引き出し、一日を有意義に過ごすことができます。
休日は自分を大切にするための時間と捉え、焦らず、自分のペースで楽しむことが大切です。
これらのルーティンを参考にして、次の休日をさらに充実させてみてください。

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老後資金ってどのくらい必要なの?どこに相談したらいい?

2024年11月11日 | マネー

「老後2,000万円問題」など、老後資金に対する世間の関心が高まっています。
年金だけでは老後の生活を支え切れないとの懸念もあり、どのように老後資金を貯めていけばいいのか不安に感じている人も多いでしょう。
そこで今回は老後資金に関して、本当に必要となる金額やよくある悩み、信頼できる相談先について解説します。

 

■老後資金の相談ができる窓口とは?

老後のお金に関する相談ができる場所はいくつかあります。
それぞれ窓口がありますが、メインで取り扱う事業が異なるため、違いをしっかり把握しておく必要があるでしょう。


・銀行
銀行は預金やローンなどで多くの人が利用する金融機関です。
資産運用などの金融商品も取り扱っているので老後資金に関しても相談が可能ですが、銀行員は転勤が多く、担当者が頻繁に変わります。
一人の担当者と時間をかけて信頼関係を築きたいという人には向かないかもしれません。


・証券会社
株式や社債、投資信託など、さまざまな金融商品を扱う証券会社でも老後資金の相談が可能です。
投資を軸にした資産運用を提案してくれるでしょう。
ただし証券会社も銀行員同様に転勤が多いため、突然担当者が変わるといったことが起きやすいです。


・保険会社
保険会社または保険代理店でも老後資金について相談できます。
とはいえ、資格が必要となる株式や投資信託の販売はできないことがほとんどで、多くの場合が貯蓄型保険などによる資産形成になります。
投資による老後資金を殖やしていきたい場合は不向きかもしれません。


・ファイナンシャルプランナー(FP)
家計管理や住宅資金、保険や資産運用といったお金に関する知識を持ち、相談者の要望に応じたアドバイスや資産設計ができるのがファイナンシャルプランナー(FP)です。
お金に関する知識が幅広い一方で、得意不得意が出やすい側面も。
また、FPの資格だけでは金融商品の取り扱いはできません。
相談する際は老後資金の運用についてどの程度対応できるのかよく確認することをおすすめします。


・独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)
金融商品の取り扱いが可能で、なおかつ資産運用の専門家であるのが独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)です。
実はIFAとして活躍する人は証券会社や保険会社での経験者が多く、金融商品や保険の販売資格を持っています。
会社などの組織に属していないため、フラットなアドバイスを受けることができるうえに、転勤などもないので継続した相談ができます。

■老後資金の相談先はIFAが確実?

老後資金の相談をするなら、会社などの組織に属さず、独立したアドバイザーがおすすめです。
銀行や証券会社にもFPの資格を持っている人がいる場合がありますが、組織に属している以上、どうしても自社商品を提案しなければならず、フラットなアドバイスがもらいにくくなります。
そのため、老後資金の相談はIFAが安心といえるでしょう。
とはいえ、個人で活動するIFAから相性のいい一人を探し出すのは簡単ではありません。
どうしても迷ってしまう場合は資産形成コンサルタントを利用してみてもいいでしょう。
資産形成コンサルタントとは、FPやIFAが在籍するコンサルタント会社のこと。
もちろん老後資金に関する相談にも対応しており、内容に合わせて最適な担当者を選任してもらえます。

 

■そもそも老後資金の相談って必要なの?

老後資金の相談先はいろいろとあり、自身の状況に合わせて窓口を選べることがわかりました。
とはいえ、そもそも老後資金について相談する必要はあるのでしょうか?


・老後にかかる生活費は単身世帯でも月平均15万円超
総務省がまとめた「家計調査報告家計収支編2023年(令和5年)平均結果の概要」によれば、平均的な老後の生活費は単身世帯で月15万円超、夫婦世帯では28万円超になるとのことです。
これを年に換算すると単身世帯では約190万円、夫婦世帯では約340万円になります。
仮に老後30年生活すると想定した場合、単身世帯では約5,700万円、夫婦世帯では約1億140万円もかかることになり、年金や貯金だけで賄うには難しい金額といえるでしょう。


・不足分は資産運用で乗り切る
とはいえ、老後も働いたり、年金を当てたりすることで支出を抑えることができます。
「家計調査報告家計収支編2023年(令和5年)平均結果の概要」によれば、貯金で生活費を賄っている金額は単身世帯では約37万円、夫婦世帯では約46万円だそうです。
つまり、老後30年で必要になる生活費の不足分は単身世帯で約1,100万円、夫婦世帯で約1,360万円という計算になります。
ただし貯蓄状況は人によって異なるうえに、老後に必要な資金も同じではありません。
自分にはどのくらいの資産があり、今後どの程度増える見込みがあるのかなど、専門知識を持つ人からアドバイスをもらうのは老後資金を貯めるうえでとても重要なことといえるでしょう。

 

■老後資金でよくある悩みとは?

ここからは老後資金に関してよくある悩みや疑問についてみていきます。


・結局どれくらい必要なの?
政府の調査や試算などはあくまでも平均値でしかないため、自身の状況には当てはまらないという人も多いです。
そのため、「結局どのくらい用意したらいいのか」「本当にそんなに必要なのか」と悩んでしまうことも。
確かに家族構成やライフスタイルによって必要となる資金は変わってくるため、早めに資産形成を始めた方が精神的にも落ち着けるでしょう。


・どのタイミングで相談したらいいのか
老後の話といわれても今一つピンとこないという人もいます。
とはいえ何事も早めに着手した方が取れる選択肢も多く、有利です。
もちろん老後資金も当てはまるので、なるべく早めに相談することをおすすめします。
「まだ早いと思われるかも」「もっと早く相談すべきと言われるかも」などと不安になるかもしれませんが、思い立ったタイミングで行動に出てみましょう。

 

■老後資金の相談で気を付けた方がいいこととは?

最後に、老後資金の相談について気を付けるべき点をいくつかみていきます。


・IFAへの相談は費用について確認してから
家計収支の把握からローン、保険、資産運用まで幅広く相談できるIFAは老後資金の相談先としてピッタリな存在です。
しかし相談やアドバイスには相談料と呼ばれる費用がかかることも。
初回相談は無料な場合が多いですが、どこから費用が発生するかはIFAによって異なります。
また、費用の対象も回数であったり、期間であったりと料金体系自体にバラつきがあるので公式サイトなどで事前に確認しておいた方が無難です。
相談の際は必ず、費用についてもよく確認し、納得の上で契約するようにしましょう。


・詐欺に注意する
老後資金に限らず、お金の相談にのると言って金銭を騙し取る詐欺が横行しています。
ネット広告などで「すぐに稼げる」「必ず殖やせる」などの謳い文句で資産形成の情報を有料で提供する詐欺も増えています。
ネットは便利である一方で、詐欺に遭う危険もはらんでいます。
騙し取られてしまったお金はまず戻ってきません。
相談先を決める際はサイトをよく確認し、身元が確かな専門家を選ぶようにしましょう。

 


老後資金についてどれくらい用意すればいいのか、不足分はどうしたらいいのか心配になってしまう人も多いでしょう。
一人で悩むよりもお金の専門家に相談した方が的確なアドバイスをもらえます。
IFAであれば包括的なサポートを受けられるのでまずは一度相談してみるといいでしょう。

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