先日、なんとも贅沢にも道楽道具に7Dを買い増し、3回ほど使ってみたところ… 「これは…確かに動きものは撮りやすいわぁ…」と思いましたので…
何がどうイイかというと…
5D2で、通常の9点測距で、中央点に合焦すると、衣装にジャスピンがきて、 被写界深度内には十分入っているはずなのに、顔の部分が若干甘い感じになります。
レンズの外周部の、解像度が落ち始めるあたりに差し掛かるからかもしれません…
で、AFポイントをファインダー内右(縦位置にして上)1点指定にして、顔にフォーカス点を持っていくと…
(この、一点を重ねるのはなかなか難しい…)
フルサイズの中央寄りにAFポイントが配置されているため、被写体がひとまわり小さくなります…
一般的なデジ一眼・APS-Cサイズの画角で撮った場合…ほぼ、黄線内が写ることになります…
コレを同一サイズに合わせてみると、APS-Cの枠いっぱいに使う感じになります…
(それだけAF点が中央寄りということです…)
(ということは…AF一点で撮って、トリミングすりゃいいじゃん…てことになるのか…?)
で、7Dのファインダーはというと…19点のAFポイントが広範囲に配置されているので…
ゾーンAFで右側(縦位置で上側)4点指定すると、ファインダー一杯に枠を決めて、 この4点を被写体に乗せればきちんと合焦してくれます 食い付きもいいし…
そんなわけで、枠を決め易い反面、撮り方が雑になります…
でも、きちんと合焦した時の(睫毛一本一本まで判別できる)解像感は圧倒的なので 基本、”5D2の枠いっぱいに、動きものを撮る”ようにしていきます。
甘い…といっても、ディスプレイ上で等倍確認しての話なので、 普通に焼き出す場合には全く気にならないのだとは思いますが…
まだ、設定とか、レンズとの組合わせとか、いろいろ試していきたいと思います